
大手スーパーのイオンでは、今年から初めて「めすうなぎ」を全店規模で展開します。
イオンリテールは今年、東北を除く本州と四国の「イオン」などおよそ390店舗で「めすうなぎ」を販売。
日本有数の養殖の産地、愛知県三河一色産で、価格は1尾(125グラム)2678円。
土用の丑の日に合わせて来月17日から3日間店頭に並び、今年から初めて全店規模で流通します。
客
「産地は気にするんですけど、性別は気にしたこと無かったです。性別の違いで味が違うんですかね?」
「タコはメスの方が美味しいと聞く。食べてみたいなと思います」
実はウナギは「メス」のほうが「オス」よりも身に厚みがあり、脂がのっていて美味しいといわれています。
ただし、ウナギは稚魚の段階では性別ははっきりしません。しかし養殖では、自然界と違った成育環境が強いストレスとなり、9割以上がオスになるとされています。
今回、愛知県水産試験場などが確立させた新技術では、エサに大豆イソフラボンを配合することで、ほぼ全てのウナギが「メス」になるということです。
イオンリテール 食品本部水産商品部 松本金蔵シニアアドバイザー
「不思議だと思います。我々も最初は信じられなかった。食文化を拡大していくということで、ウナギについてもしっかり取り組んでいきたい」
「めすうなぎ」の生産量はまだ十分ではないものの、イオンリテールは今年のウナギ商戦の目玉にしたいとしています。
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