
コメの価格高騰を背景に政府は備蓄米21万トンを放出することにしていますが、自民党の森山幹事長は、コメの価格が安定するまで、追加で備蓄米を放出していくべきとの考えを示しました。
自民党 森山裕 幹事長
「(Q.今回の入札で備蓄米が市場に出ていけばコメの高騰は解消されると?)というふうに見ておりますので1回でできなかったら次もまたやるという姿勢を、農水省も決めておりますので、どこかで安定をしてくると思います」
「(Q.(価格が)安定するまで備蓄米は出し続ける?)そういうことになると思います。今は21万トンと言っていますが、あともまだ続けていくということだと思います」
自民党の森山幹事長はけさ、TBSテレビのCS番組「国会トークフロントライン」でこのように述べ、現在予定している21万トンの備蓄米を放出しても価格高騰が解消されなければ、追加の備蓄米を放出する考えを示しました。
そのうえで、コメの価格について森山幹事長は、「4月ぐらいには下がってくるだろう」と話しました。
備蓄米をめぐっては、農水省がきょう午後にも、初回分の入札結果を公表することにしていて、早ければ今月下旬にもスーパーなどに並ぶ見通しです。
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