アメリカのベッセント財務長官は、ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの合意が4日にも成立する可能性があるという見通しを示しました。
アメリカ ベッセント財務長官
「現在イラン側と協議しており、きょうかあすにも海峡開通のための合意に至る可能性があると考えている」
ベッセント財務長官は4日、CNBCテレビの番組で、ホルムズ海峡の開放に向けたイランとの合意が4日か5日にも成立するとの見通しを示しました。成立すれば通航の自由が確保され、「エネルギー価格は落ち着きを取り戻すだろう」と指摘しています。
一方、イラン外務省のバガイ報道官は国営テレビで、ホルムズ海峡の航路をめぐるオマーンとの協議を継続していると明らかにしました。船舶の安全なルートの設定が主な議題となっているとしていて、複数の中東メディアは、早ければ4日か5日にもイランとオマーンの共同声明が発表される見通しだとしています。
バガイ氏はこの前日、「アメリカとは交渉を行っていない」と述べていました。
こうしたなか、CNNは、アメリカ軍がイランへの軍事作戦で、保有する迎撃システム=「THAAD」のミサイルおよそ8割を消費したと報じました。
複数の関係者の話として伝えたもので、パトリオット迎撃ミサイルもすでにおよそ半分を使用し、アメリカ軍の高官は「弾薬備蓄が危険なほど少ない」と警告しているということです。
トランプ大統領は1日、検討していたイランへの大規模攻撃を「中東諸国などからの要請」を理由に中止しましたが、ミサイルの枯渇が判断に影響した可能性もあります。
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