
EU=ヨーロッパ連合の執行機関EU委員会は、アメリカ産のウイスキーなどへの報復関税の発動を4月1日から4月中旬に延期すると発表しました。
EU委員会は、トランプ政権が鉄鋼とアルミニウムへの追加関税を発動したことを受けて、4月1日からアメリカ産のウイスキーや二輪車などに4兆2000億円相当の報復関税を発動するとしていましたが、4月中旬に延期すると発表しました。
トランプ大統領が報復関税の撤廃を求め、応じなければEUから輸入するワインなどの酒類に200%の関税を課すことを表明していました。
EU側の報復関税をめぐっては、加盟国から懸念する声が上がっていて、アメリカ側と関税について協議したいとしています。
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