アメリカのトランプ次期政権の駐日大使に実業家のジョージ・グラス氏が起用される可能性があると報じられました。

アメリカのCBSテレビは複数の関係者の話として、“トランプ次期大統領が次の駐日大使にジョージ・グラス氏の起用を検討している”と報じました。

グラス氏は、金融機関でトレーダーなどを務めた後、1990年に投資銀行を設立、その後、不動産業にも進出した実業家です。2016年の大統領選挙から大口献金を行うなどトランプ氏を支援し、第一次トランプ政権ではポルトガル駐在の大使に起用されました。

日本との接点は明らかになっていませんが、ポルトガル大使在任中は中国に対する厳しい発言で知られていました。

起用されれば、上院での承認を経て就任が決定します。

またトランプ氏は、第一次政権で国家情報長官代行などを務めたリチャード・グレネル氏を、新たに設ける「特別任務担当」の大統領特使に起用すると発表しました。

「北朝鮮やベネズエラなど、世界の最もホットな現場で働いてもらう」としています。

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