国内
2026-11-08 19:52
■『abc presents RIZIN.55』(千葉・LaLa Arena TOKYO-BAY)
第10試合で舌戦を繰り広げてきた太田忍との因縁の試合に勝利した鹿志村仁之介が、試合後インタビューで「盛り上げ方を教えてくれてありがとうございます、と伝えました」と試合後に交わした言葉を明かした。
【動画】鹿志村仁之介、太田忍に圧巻一本勝ち「舌戦はフェイクです」試合後にお互いへの思いを明かす
SNSバトルを発端とし実現したこの試合、会見や公開練習でも舌戦を繰り広げてきた。バンタム級タイトル戦線の生き残りをかけたサバイバルマッチは、鹿志村が序盤からリーチを生かして太田の顔面にパンチを次々とヒットさせ、アドバンテージを握る。太田がタックルを仕掛けるも、待ってましたとばかりに鹿志村がグラウンドでコントロールし、3ラウンドにエゼキエルチョークで一本勝ちした。
――試合を振り返っての感想は?
「キャラじゃないですけど、自分をどう売っていったらいいのか迷っていた時期がありました。でも、太田選手と試合が決まって彼が吹っかけてきてくれたので、それに対してどう面白く対応するか、ファンを盛り上げる対応ができるかを2ヶ月くらい考えていました。太田選手には『盛り上げ方を教えてくれてありがとうございます』と伝えました。試合後、彼も『お前強かったわ』と言ってくれて、お互い嫌いじゃないんだなと感じた瞬間でした」
──今後の目標や展望は?
「もちろんベルトに向かって進んでいくだけなので、それだけです」
──試合後に王者サバテロ選手とは何か言葉を交わされたんですか?
「なんかバーと言ってたんですけど、英語がわからないので『オッケー、パーフェクトチャンピオン、じゃあね』と言って帰ってきました(笑)」
──右前手のジャブがかなり効果的に当たっていたと思いますが、あれは対太田の対策で磨いてきたものだったのですか?
「ロータスに最近ずっと通っていて、八隅代表とマンツーマンでボクシングをやらせていただいて、全部八隅さんに教わったものです」
──打撃でコントロールされていましたが、前戦でサバテロ選手にKO負けしたからこそ、それを乗り越えて前に出られるようになった部分が大きかったのでしょうか?
「すごい大きかったと思います。リングに立ってもそれを感じられたので、『あ、俺いける』と感じられたのが自分の中では大きな収穫です、次の試合に向けても」
──3ラウンドあのまま終わっても判定でおそらく勝っていたかと思いますが、最後フィニッシュできたというのは、そこもこだわりだったのですか?
「ぶっちゃけ今回、別にフィニッシュしようと思ってなかったんですよ。ボクシングで距離をとってコツコツ倒して、面白くない試合でもいいから、俺はとにかく今回勝ちたかったんです。多分社長(榊原信行CEO)に言ったら怒られるので内緒で(笑)。だけど、俺はどうしても勝ちたかった。だからこそめちゃくちゃ練習したし、めちゃくちゃ考えた結果ああいう試合になったので、すごく嬉しいです。エゼキエルを狙っていたわけでもなく、練習でふざけて使うような技がたまたまハマってしまっただけなので、今後のエゼキエルにはあまり期待しないでほしいです。得意技でもなんでもないので(笑)」
──試合後のマイク「一言、ありがとう」は、青木真也選手へのリスペクトが込められていると思いますが、試合前に青木選手がMMA引退を宣言されたことはご自身に影響しましたか?
「いや、まだ戻ってきてくれるでしょ、という感じです(笑)」
──青木選手の引退が大みそかですが、そこへ揃い踏みしたい気持ちはどうですか?
「僕は青木さんに練習を頼まれているので、そっち側で頑張ってお付き合いしようと思います。自分の試合は全然考えてないですが、本当にやってくれと言われたらやります」
──結果的にフィニッシュ一本勝利になりましたが、太田選手がテイクダウンに来たからボトムになったわけで、テイクダウンに来なかったらずっとジャブで刺して勝利するつもりだったんですか?
「はい、そのつもりでした」
── テイクダウンに来た時に、1ラウンドから4の字ロックを組んでいましたが、あの時点ですでにエゼキエルを狙っていたんですか?
「いや、ボクシングで行けると思ったので、立ち技をやってみたかったんですよ。立ちたかったから4の字でブレイクを待っていました」
── エゼキエルも極まるという手応えなく急にやった感じですか?
「練習ではすごく極められるんですよ。あんまりMMAで極めようと思ったことはなくて『こんなのMMAで使えないでしょ』と思っていたんですが、極まっちゃったので使えるみたいです(笑)。三角絞めも仕掛けたけど、あれもフェイクですね、狙ってないです。すごくフィジカルが強くてフレーム(体格)も半端なかったので、立って刺して次の成長につなげようと思っていました」
──会見で「引っぱたく」と言っていたのは、ジャブの予告だったりしたのでしょうか?
「いや、全然違います(笑)。僕『引っぱたく』が口癖で、犬を飼っているんですがいつも『引っぱたくぞ』と言うんですよ。その名残が出ただけなので、あまり考えた発言ではなかったです」
──ボクシングに自信を持って臨めたという感じですか?
「しっかりボクシングもやってきたので、それをしっかり出してハメられたのが一番大きい収穫かなと思います。このまま打撃もできてグラップリングも強いというパーフェクトファイターになってやろうかなと思っています」
──太田選手のことが好きだったと先ほどおっしゃっていましたが、試合前の煽り合いやフェイスオフの時はどういう感覚でやられていたんですか?
「言っちゃっていいのかなと思うんですけど、全部作りです。演技です。演者ですよね(笑)」
──ボクシングをやりたかったとのことですが、これまで「柔術特化型」と見られていたのを覆したかったのでしょうか?
「いや、それはあまりなくて、グラップラーと見られているのは気持ちよくて好きなんです。ただ、今のルールだとどうしても打撃ができないと勝てないルールになってきているので、そのルールに乗っかっていきたいなと思っています。次また試合が決まって、見てくれるみんなも打撃を見てから次の試合を想像すると変わってくるじゃないですか。寝技だけじゃないんだなという部分が見えたと思うので、また楽しませられるような選手になれればいいなと思います」
【試合映像】『RIZIN.55』鹿志村仁之介vs.太田忍
【動画】青木真也、大みそかに「格闘技引退試合」で桜庭大世と対戦 日本格闘技の歴史に残る大一番
【インタビュー動画】“一匹狼”青木真也がミドルエイジ・クライシスの先に見つけた夢 DDT所属への背中を押した上野勇希の言葉
【試合後インタビュー動画】青木真也「完敗です」朝倉未来との一戦を語る
【試合写真】『超RIZIN.5』朝倉未来vs.青木真也
第10試合で舌戦を繰り広げてきた太田忍との因縁の試合に勝利した鹿志村仁之介が、試合後インタビューで「盛り上げ方を教えてくれてありがとうございます、と伝えました」と試合後に交わした言葉を明かした。
【動画】鹿志村仁之介、太田忍に圧巻一本勝ち「舌戦はフェイクです」試合後にお互いへの思いを明かす
SNSバトルを発端とし実現したこの試合、会見や公開練習でも舌戦を繰り広げてきた。バンタム級タイトル戦線の生き残りをかけたサバイバルマッチは、鹿志村が序盤からリーチを生かして太田の顔面にパンチを次々とヒットさせ、アドバンテージを握る。太田がタックルを仕掛けるも、待ってましたとばかりに鹿志村がグラウンドでコントロールし、3ラウンドにエゼキエルチョークで一本勝ちした。
――試合を振り返っての感想は?
「キャラじゃないですけど、自分をどう売っていったらいいのか迷っていた時期がありました。でも、太田選手と試合が決まって彼が吹っかけてきてくれたので、それに対してどう面白く対応するか、ファンを盛り上げる対応ができるかを2ヶ月くらい考えていました。太田選手には『盛り上げ方を教えてくれてありがとうございます』と伝えました。試合後、彼も『お前強かったわ』と言ってくれて、お互い嫌いじゃないんだなと感じた瞬間でした」
──今後の目標や展望は?
「もちろんベルトに向かって進んでいくだけなので、それだけです」
──試合後に王者サバテロ選手とは何か言葉を交わされたんですか?
「なんかバーと言ってたんですけど、英語がわからないので『オッケー、パーフェクトチャンピオン、じゃあね』と言って帰ってきました(笑)」
──右前手のジャブがかなり効果的に当たっていたと思いますが、あれは対太田の対策で磨いてきたものだったのですか?
「ロータスに最近ずっと通っていて、八隅代表とマンツーマンでボクシングをやらせていただいて、全部八隅さんに教わったものです」
──打撃でコントロールされていましたが、前戦でサバテロ選手にKO負けしたからこそ、それを乗り越えて前に出られるようになった部分が大きかったのでしょうか?
「すごい大きかったと思います。リングに立ってもそれを感じられたので、『あ、俺いける』と感じられたのが自分の中では大きな収穫です、次の試合に向けても」
──3ラウンドあのまま終わっても判定でおそらく勝っていたかと思いますが、最後フィニッシュできたというのは、そこもこだわりだったのですか?
「ぶっちゃけ今回、別にフィニッシュしようと思ってなかったんですよ。ボクシングで距離をとってコツコツ倒して、面白くない試合でもいいから、俺はとにかく今回勝ちたかったんです。多分社長(榊原信行CEO)に言ったら怒られるので内緒で(笑)。だけど、俺はどうしても勝ちたかった。だからこそめちゃくちゃ練習したし、めちゃくちゃ考えた結果ああいう試合になったので、すごく嬉しいです。エゼキエルを狙っていたわけでもなく、練習でふざけて使うような技がたまたまハマってしまっただけなので、今後のエゼキエルにはあまり期待しないでほしいです。得意技でもなんでもないので(笑)」
──試合後のマイク「一言、ありがとう」は、青木真也選手へのリスペクトが込められていると思いますが、試合前に青木選手がMMA引退を宣言されたことはご自身に影響しましたか?
「いや、まだ戻ってきてくれるでしょ、という感じです(笑)」
──青木選手の引退が大みそかですが、そこへ揃い踏みしたい気持ちはどうですか?
「僕は青木さんに練習を頼まれているので、そっち側で頑張ってお付き合いしようと思います。自分の試合は全然考えてないですが、本当にやってくれと言われたらやります」
──結果的にフィニッシュ一本勝利になりましたが、太田選手がテイクダウンに来たからボトムになったわけで、テイクダウンに来なかったらずっとジャブで刺して勝利するつもりだったんですか?
「はい、そのつもりでした」
── テイクダウンに来た時に、1ラウンドから4の字ロックを組んでいましたが、あの時点ですでにエゼキエルを狙っていたんですか?
「いや、ボクシングで行けると思ったので、立ち技をやってみたかったんですよ。立ちたかったから4の字でブレイクを待っていました」
── エゼキエルも極まるという手応えなく急にやった感じですか?
「練習ではすごく極められるんですよ。あんまりMMAで極めようと思ったことはなくて『こんなのMMAで使えないでしょ』と思っていたんですが、極まっちゃったので使えるみたいです(笑)。三角絞めも仕掛けたけど、あれもフェイクですね、狙ってないです。すごくフィジカルが強くてフレーム(体格)も半端なかったので、立って刺して次の成長につなげようと思っていました」
──会見で「引っぱたく」と言っていたのは、ジャブの予告だったりしたのでしょうか?
「いや、全然違います(笑)。僕『引っぱたく』が口癖で、犬を飼っているんですがいつも『引っぱたくぞ』と言うんですよ。その名残が出ただけなので、あまり考えた発言ではなかったです」
──ボクシングに自信を持って臨めたという感じですか?
「しっかりボクシングもやってきたので、それをしっかり出してハメられたのが一番大きい収穫かなと思います。このまま打撃もできてグラップリングも強いというパーフェクトファイターになってやろうかなと思っています」
──太田選手のことが好きだったと先ほどおっしゃっていましたが、試合前の煽り合いやフェイスオフの時はどういう感覚でやられていたんですか?
「言っちゃっていいのかなと思うんですけど、全部作りです。演技です。演者ですよね(笑)」
──ボクシングをやりたかったとのことですが、これまで「柔術特化型」と見られていたのを覆したかったのでしょうか?
「いや、それはあまりなくて、グラップラーと見られているのは気持ちよくて好きなんです。ただ、今のルールだとどうしても打撃ができないと勝てないルールになってきているので、そのルールに乗っかっていきたいなと思っています。次また試合が決まって、見てくれるみんなも打撃を見てから次の試合を想像すると変わってくるじゃないですか。寝技だけじゃないんだなという部分が見えたと思うので、また楽しませられるような選手になれればいいなと思います」
関連記事
【試合映像】『RIZIN.55』鹿志村仁之介vs.太田忍
【動画】青木真也、大みそかに「格闘技引退試合」で桜庭大世と対戦 日本格闘技の歴史に残る大一番
【インタビュー動画】“一匹狼”青木真也がミドルエイジ・クライシスの先に見つけた夢 DDT所属への背中を押した上野勇希の言葉
【試合後インタビュー動画】青木真也「完敗です」朝倉未来との一戦を語る
【試合写真】『超RIZIN.5』朝倉未来vs.青木真也
