
GMOの会見で新たに明らかにされたのは、8月には不正侵入が起きていたにもかかわらず、2か月以上も気づいていなかったという問題でした。
GMOサイバー攻撃で初会見 熊谷社長はインターネットへの思い語る
GMOインターネットグループ 熊谷正寿社長(2日)
「一歩たりとも犯罪者にお金を払うことはしない」
時に怒り...
GMOインターネットグループ 熊谷社長
「私は自分が作ってきたインターネットが多くの方の笑顔に資する、安心で安全なインターネットになってもらいたいと心の底から思っておりまして...」
時に声を詰まらせたGMOの熊谷社長。不正アクセス問題を受け2日、初めて会見を開きました。
GMOインターネットグループ 熊谷社長
「こんな犯罪者のツールになってる、インターネットのまま『後は任せたよ』なんて言えません」
インターネットへの思いを語った熊谷社長。GMOの創業は30年以上前のこと。
サイバーセキュリティーにも注力 200人超“ホワイトハッカー”擁する
1995年にネット接続事業を始め、サーバーのレンタル事業などで成長したGMOは、ネット銀行や証券などにまで事業を拡大。
近年は、AIロボット事業にも進出しています。そして、サイバーセキュリティーにも注力していたのです。
プロジェクションマッピングに彩られたGMOインターネットタワー。このビルは「サイバー攻撃の防御拠点」として、200人を超えるホワイトハッカーを擁します。
そんなGMOが提供するサービスで起きた今回の被害。FX取引を行う顧客に損失が出たほか、犯人側は盗み出したとする個人情報をネットに公開し、金銭を要求していました。
なぜ被害を防ぐことはできなかったのか。会見では、セキュリティ上の重大な問題が、相次いで明らかになりました。
会見では「重大な問題」が明らかに 不正侵入に2か月気づかず
GMOインターネットグループ 熊谷社長
「システム上の課題の指摘を受けていたことも事実です」
2年前にグループ内のセキュリティー会社から、システムの脆弱性を指摘されていたのです。緊急のメンテナンスが行われたものの…
GMOインターネットグループ 熊谷社長
「この(脆弱性の)指摘を、サービスの運営において生かすことができませんでした」
熊谷社長には報告が上がらず、抜本的な対策はとられなかったといいます。
そして、もう一つ新たに明らかになったのは、不正侵入に2か月も気づかなかった問題。8月にサーバーへの不正侵入があったものの、顧客から被害の訴えを受けるまで気づかなかったというのです。
──これがなぜ10月20日まで気づけなかったのか?この体制については利用者も詳しい説明を求めているんじゃないか?
GMOインターネット 山下浩史副社長
「なぜ気づけなかったのか。本当に深く受け止めていますが、その回答はいま持っておりません。今後の検証の中で、検証していきたいと思ってます」
致命的な侵入に、なぜ気づけなかったのか。今後の検証が待たれます。
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