
女性の皇族が結婚するたびに減り続ける皇族の人数をどう増やしていくのか。その具体案は定まるのでしょうか。
春の園遊会で見えた「皇族の減少」
新緑が映える赤坂御苑で開かれたのは「春の園遊会」。今年は冬のオリンピックのメダリストたちも招かれました。
今回の園遊会では、大学の授業がある悠仁さまは欠席されましたが、参加した皇族方の中で圧倒的に多いのは女性です。
今の制度では、このうち愛子さまや佳子さまら独身の5人は、結婚すると皇室を離れることになり、皇族が減り続けることが懸念されているのです。最近では…
秋篠宮家の長女 小室眞子さん(当時30・2021年)
「結婚は、自分たちの心を大切に守りながら生きていくために、必要な選択でした」
女性皇族が一般男性と結婚して子どもが産まれても、その子は皇族にはなれません。
皇族の減少は皇位継承者の減少に直結する問題。
かつて“女性・女系天皇”議論も…
安定的な継承を目指す議論の機運が高まったことはこれまでにもありました。
愛子さまの誕生を機に焦点となったのが...
小泉純一郎 総理大臣(2006年当時)
「女性天皇、女系天皇も認めたほうがいいと思っております」
2005年、小泉政権では女性天皇だけでなく、母方だけが天皇の血筋を引く女系天皇も認めるべきだとする有識者会議の報告書がまとめられました。
しかし2006年、皇室で41年ぶりの男子、悠仁さまが誕生したことで状況が変わります。
小泉純一郎 総理大臣(2006年当時)
「(皇室典範改正について)しばらくは静かにされるほうがいいと思う」
それ以降、女性や女系の皇位継承議論は、棚上げされてきた形。
高市総理 皇族数の確保が「喫緊の課題」 皇室のあり方の行方は
そんな中、皇室典範の改正を掲げた高市政権が発足し、どんな制度改正を目指すのかが注目されているのです。
立憲民主党 蓮舫 参院議員(3月)
「自⺠党の総選挙の公約に掲げた皇室典範改正では女性天皇は認められますか?」
高市総理
「皇室典範は、皇位は皇統に属する男系の男子がこれを継承すると定めております。(女性天皇は)認められません」
皇位継承は従来通り、男系男子でなければならないとする高市総理。
一方で、4月12日に改めて強調したのが…
高市総理
「皇族数の確保を図ることが喫緊の課題。皇室典範の改正が急がれます」
まずは皇族の数を確保するための改正を急ぐ姿勢。
その議論が、4月15日に始まりました。
俎上にのぼっている案は2つ。
▼女性皇族が結婚後も皇室にとどまる案、
▼旧宮家の男系男子を養子として皇族に迎える案。
皇室のあり方が大きく変わるのでしょうか。
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