地方議員が代表などを務める政治団体で、法律で定められた政治資金収支報告書の提出を2年連続でしていなかった団体が全国に214あったことが分かりました。
国会議員や地方議員の政治団体は、毎年、「政治資金収支報告書」を選挙管理委員会などへ提出することが法律で定められています。2年連続で怠った場合は事実上、解散させられます。
JNNが地方議員が代表などを務める政治団体について調べたところ、214の団体がおととしと去年、報告書を出していませんでした。
自民党 真鍋宗一郎 高槻市議
「届け出がちゃんとできていなくて、本当に至っていなかったと」
共産党 山口春美 碧南市議
「(Q.提出しなかった理由は)単純に忘れていました。申し訳ありません」
「未提出」は自民、共産のほか、立憲、維新、国民に所属する議員でも確認されました。
日本大学 岩井奉信 名誉教授
「提出していない期間については、金の流れがわからないので、全部裏金になってしまってるんではないかというふうに疑われることもある」
28人と最も多かった自民党は「未提出があった政党支部には指導を行った」などとコメントしています。
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