
東京・文京区のマッサージ店で当時12歳のタイ国籍の少女が働かされていた事件で、東京地検はきょう、店の経営者・細野正之被告(52)を児童福祉法違反などの罪で起訴しました。
東京地検によりますと、細野被告は、タイ国籍の少女(当時12)に18歳未満か必要な確認をせず、店の個室で自身に対してみだらな行為をさせた罪に問われています。
また、細野被告は11月、禁止されている地域で風俗店を営業した風営法違反の罪にも問われています。
東京地検は、細野被告の認否を明らかにしていません。
一方で、店で不特定の男性客を相手に少女にみだらな行為をさせたなどの疑いについては、処分が出されておらず、捜査が続いています。
少女を店に紹介した母親は現在、台湾当局に拘束されていて、警視庁とタイ警察は母親の逮捕状を取得しています。
捜査当局によりますと、母親は今月中にもタイに移送される見通しだということです。
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