日本維新の会の藤田共同代表は参政党の神谷代表と会談し、衆議院の議員定数削減をめぐって与党が提出する予定の法案に賛同するよう呼びかけました。

衆議院の議員定数削減をめぐっては、与党があす（5日）にも「1割を目標に削減を目指す」などとした法案を提出する方針です。

国会では4日、日本維新の会の藤田共同代表と参政党の神谷代表が会談し、藤田氏は法案に賛成するよう協力を呼びかけました。

日本維新の会　藤田文武 共同代表
「『法案の賛成についてお願いができないか』ということを直球で打診をさせていただきました。加えて『もし賛同できるのであれば共同提出も含めてご検討いただきたい』と」

参政党　神谷宗弊 代表
「身を切る改革とか、そういうことではなくて民意を反映させる選挙制度にしたうえで定数を削減することであれば協力できるとお答えした」

神谷氏は「党で検討する」などとして持ち帰りましたが、参政党が訴える「スパイ防止法」の制定や「国旗損壊罪」を創設する刑法の改正に加え、定数削減に伴う秘書などの拡充を検討するのであれば「協力する可能性はある」と応じました。

仮に参政党が賛成に回ると、参議院でも過半数に達することになり、成立へ大きく近づくことになります。

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