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時速268キロ… ポルシェ暴走で夫婦死亡の初公判 「長男に車の性能を見せて驚かせようと」検察が指摘

国内
2025-11-25 20:33

5年前、首都高湾岸線で時速268キロのポルシェで乗用車に追突し、夫婦を死亡させた罪に問われた男の初公判で検察側は男が「助手席の長男に車の性能を見せて驚かせようと考えていた」と指摘しました。


黒いジャンパーを頭からかぶった男。危険運転致死の罪に問われている彦田嘉之被告(55)です。


2020年8月、彦田被告は、川崎市の首都高湾岸線で高級車のポルシェを運転し、時速およそ200キロから268キロで走行。車線変更した際に、内山仁さん(70)と妻の美由紀さん(63)が乗る乗用車に追突し、2人は死亡しました。


きょう横浜地裁で開かれた初公判で彦田被告は、「私の大幅な速度超過で大変な事故を起こしてしまい、申し訳ありません」と謝罪したうえで、起訴内容を一部否認しました。


彦田嘉之被告
「制御困難な進行をしたことはありませんし、妨害目的で走行した事実はありません」


事故当時、彦田被告が運転するポルシェには19歳の長男も乗っていて、検察側は冒頭陳述でスピードを出した理由について次のように指摘しました。


検察
「助手席の長男に車の性能を見せて驚かせようと考えていた」


一方、弁護側は「事故当時、安定して走行できていた」として、過失運転致死罪にとどまると主張しました。


判決は来年1月に言い渡されます。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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