埼玉県八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した事故から100日あまり。下水道管に残されていた運転席部分が地上に引き上げられました。捜索・搬出作業はひとつの区切りを迎えましたが、本格復旧には5年から7年かかる見通しです。
【写真を見る】八潮市陥没事故から100日超…引き上げられたトラックの運転席部分
事故から100日あまり 一連の捜索・搬出作業に区切り
記者
「午前8時半です。運転席部分がブルーシートにつつまれた状態で運ばれて行きます」
25年1月、埼玉県・八潮市で道路が陥没し、トラックが転落した事故で、下水道管の中に残されていた運転席部分が地上に引き上げられました。
トラックの男性運転手(74)は5月2日、すでに引き上げられていて、事故から100日あまり…。
一連の捜索・搬出作業が区切りを迎えたことになります。
今回の事故を受けて国土交通省が設置した有識者委員会は16日、提言案で、下水道管を「極めて過酷な状況に置かれたインフラ」と位置付けました。
▼損傷が起こりやすい箇所では点検や調査の頻度を強化し
▼事故が起きた際に社会的に影響が大きい箇所では“点検の方法を充実させるべき”
としています。
八潮市の道路は今後、復旧作業が本格化しますが、県は、本格復旧には5年~7年かかる見通しだとしています。
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