E START

E START トップページ > 国内 > ニュース > 「能動的サイバー防御」導入法案が参院・内閣委を通過 16日に参院・本会議で成立の見通し

「能動的サイバー防御」導入法案が参院・内閣委を通過 16日に参院・本会議で成立の見通し

国内
2025-05-15 16:44

参議院の内閣委員会では、サイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入に向けた関連法案が与野党の賛成多数で可決しました。


石破総理
「今回の法整備で終わり、などということにならないのは当然のことでございます。運用面を含めまして、不断の見直しを行ってまいります。適時・適切に改善を図りまして、国の対処能力を継続的に高めてまいります」


「能動的サイバー防御」は政府が通信情報の監視や分析を行い、重要インフラがサイバー攻撃を受ける可能性がある場合には、警察や自衛隊が攻撃元にアクセスして機能を停止させ、無害化することができるものです。


法案では、▼電気や航空業界などの基幹インフラ事業者に対し、サイバー攻撃を受けた際に政府への報告を義務付けるほか、▼情報共有のための新たな官民協議会などを設置するとしています。


国内では去年末に日本航空のシステムが攻撃を受けるなど、サイバー攻撃による被害が相次いでいて、政府は体制の強化を急ぎたい考えです。


法案はきょう行われた参議院・内閣委員会で与野党の賛成多数で可決され、あすにも参議院・本会議で成立する見通しです。


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「水道水がおいしい都道府県」全国1位は?“蛇口からミネラルウォーター”の地域も【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ