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日本最高齢100歳のバスケットボール選手・在間弘さんが引退 88年の競技生活は「引退試合で100点」

スポーツ
2025-03-14 17:00

日本最高齢のバスケットボール選手、北海道在住の在間弘さんが12歳から始めたバスケを100歳の節目に引退することを決断。これまでの功績を称え12日、レバンガ北海道のホームアリーナである北海きたえーるで引退試合が開催された。


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在間さんはBリーグ1部、レバンガ北海道vs滋賀レイクスの前座イベントに、所属するシニアバスケットボールチームの「札幌ロートルズ」の一員として出場。試合前には「まさか100歳までバスケに関わってこれるとは1ミリも思っていませんでした。なんとかシュート1本でも決めたいと思っている。今も緊張していますがとにかく最後悔いのないように頑張りたい」と意気込みを語り、「一生懸命練習してとにかく届くように練習は続けてきました。どうなるか」と不安も口にしていた。
応援に訪れた妻・幸子さん(96)は「楽しみと心配があります。みんなの前でシュートが入るのかなってね」と笑顔で話した。


試合ではフリースロー要員として10回コートイン。29投中9本を成功させた。88年の競技生活で身に着けた衰えを感じさせない綺麗なフォームでシュートを決めるとガッツポーズする姿も。試合後のセレモニーでは「私の引退の試合をこんな晴れ晴れしいコートでフリースローをやらせていただき感激でいっぱいです。最高!」とコート上で語った。競技人生ラストショットとなったフリースローを一発で決め、88年間の競技生活に幕を閉じた。


在間さんは試合後のインタビューで「100歳まで生きてこられて最後引退の試合をこんな晴れがましくやっていただきました。本当に私の人生最高の思い出になると思っています」と今の気分を語り、88年間のバスケ人生に点数をつけるならと聞かれると「今日の引退試合で100点だったと思います」と晴れやかな笑顔で答えた。


■在間弘(ありま ひろむ)さん
1925年1月19日生まれ。北海道和寒町出身。12歳からバスケを始めた。15歳に札幌師範学校(道教大札幌校の前身)に入学。その後教員となりバスケを指導。審判として国際舞台も経験。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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