エンタメ
2025-07-03 20:00
ABEMAで放送中のオリジナル結婚決断リアリティ番組『さよならプロポーズ via スペイン』にて、山田優が6話以降、スタジオゲストとして登場する。同番組を最終話まで見た後で、自身の結婚生活を振り返ってもらった。
【動画】山田優が“結婚生活”について語る！
■結婚に対して「不安はありませんでした」
――『さよならプロポーズ via スペイン』は結婚をするかどうか、決めかねている2組のカップルによる結婚決断リアリティ番組です。山田さん自身、結婚に至る前、不安に感じていたことはありましたか？
正直なことを言うと、結婚に対しての不安はありませんでした。「結婚してもいい」っていうところまで、納得して付き合っていたので。お互いの強みがいい感じにミックスして、成長していけたらなと前向きに考えていました。でも、今回の番組に参加している2組ともが、どちらかが結婚したくて、もう一方が決めかねていてみたいな構図を見て「なんだかわかるな」とは思いました。どちらの意見にも共感できるからこそ、難しいなって。
――特にどんな部分に共感しましたか？
ヤワラさんが自分のお店を立ち上げて、お仕事に力を入れたいタイミングで、結婚して出産して…となると、踏み込めないという気持ちはすごくわかりました。でも「結婚して2人で支え合って頑張っていけばいいじゃん」っていうケイゴくんの気持ちもわかるし、答えが出ないですよね。難しいです。自分のことを思い返すと、結婚前にここまで話していなかった感じがするので。
――たしかに。かなり深いところまで話し合っていますもんね。
みんな、よくこんなにたくさん話し合えるな、よくこんなに言葉が出てくるなって感心しています。もしも自分が結婚する前に戻って、今回の2組のように何かを悩んでいたとしても、私はこんなに話せなかったんじゃないかなって思っちゃいますもん。今は、もう結婚して何年も経って、歳を取ったから、いろんな意見を言ったり、話し合ったりできるようになりましたけど、27歳の私はこんなに話せていないだろうなとつくづく思いました。
■結婚と恋愛が大きく違う点は「相手の嫌な部分も譲ったり許せるか」
――「好きだけど結婚は違う」という意見と「結婚と恋愛は同じ」という意見が番組内でも見られました。これについて、山田さんはどのように考えますか？
やっぱり恋愛しているだけだったら、お互いの好きとか、嫌いだけで一緒に入れるけど、結婚になったらいろんな問題も出てきますからね。簡単に離婚なんかできないし。そう考えると、恋愛と結婚は別物かもと今回改めて感じました。好きの延長で結婚するのはすごくステキなことだとは思いますけどね。
――実際に結婚してみて、恋愛と大きく違うなと感じる点はありますか？
相手の嫌な部分も受け入れることかなとは思います。恋愛って、1つでも許せないことが出てくると、相手に対して嫌いの気持ちが増えていってしまうことってあると思うんです。ただ、結婚する相手に関しては嫌だなと思っても、譲ることがどれだけできるか、許せるかが大事になってくるかなとは思います。
■伝えることの大切さは夫から学んだ
――山田さんご自身は、結婚生活において大切にしていることはありますか？
ケンカしたら、翌日まで持ち越さないということですかね。嫌なことを溜めないとか、できるだけ話す時間を作るとか、思ったことはすぐ解消していくとか。そういう些細なことの積み重ねが大切かなと思っています。ちょっとモヤモヤが溜まったりすると、家の中がそういう雰囲気、空気感になっちゃいますけど、常にハッピーな空気でいたいので。あとは「いってきます」は絶対に言うとか、スキンシップは結構取るようにしていますかね。
――少し質問が似てしまいますが、夫婦円満において大事なことはなんだと思いますか？
相手を思いやること、あとはちゃんと言葉にすることだと思います。ありがとうもそうだし、おいしかったとか、ごちそうさまとか、もちろん好きだよとかも。言葉に出さなくても相手がわかるかもしれないと思っていることが一番怖くて、結局伝わってなかったりするから、言葉に出して相手に伝えるということが大事だなと思います。
――山田さんご自身は、昔から言葉で伝えることができるタイプでしたか？
それが全然できないタイプでした。恋人にもそうだし、仕事においても自分の気持ちを伝えることがすごく苦手だったんです。ただ、今の主人に出会ったときに現場とかでもすごい自分の意見を持って、伝えているところを何度も見て。「あっ、すごいな」って思ったんです。自分の意見を伝えることによって、さらに作品が良くなっていくのを見て「言葉にするって大事なことなんだ」っていうのを気づかされて。少しずつ少しずつ自分の意見を言うようになっていきました。
――最後に番組の見どころをお願いします。
最後の最後まで「どっちなの？」って予想できない感じがあると思います。2組の恋愛事情を見ている中で、ちょっと勇気づけられたり、自分もこうやって相手に伝えた方がいいなとか、あの話し合いは大事だなって気付かされる部分も多いと思います。ぜひ今からでも遅くないので、結婚に踏み出せず悩んでいる人たちを含め、いろんな人に見ていただけたらと思います。
『さよならプロポーズ via スペイン』は「ABEMA」で毎週木曜午後9時から最新話無料放送中。
（取材・文：於ありさ）
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■結婚に対して「不安はありませんでした」
――『さよならプロポーズ via スペイン』は結婚をするかどうか、決めかねている2組のカップルによる結婚決断リアリティ番組です。山田さん自身、結婚に至る前、不安に感じていたことはありましたか？
正直なことを言うと、結婚に対しての不安はありませんでした。「結婚してもいい」っていうところまで、納得して付き合っていたので。お互いの強みがいい感じにミックスして、成長していけたらなと前向きに考えていました。でも、今回の番組に参加している2組ともが、どちらかが結婚したくて、もう一方が決めかねていてみたいな構図を見て「なんだかわかるな」とは思いました。どちらの意見にも共感できるからこそ、難しいなって。
――特にどんな部分に共感しましたか？
ヤワラさんが自分のお店を立ち上げて、お仕事に力を入れたいタイミングで、結婚して出産して…となると、踏み込めないという気持ちはすごくわかりました。でも「結婚して2人で支え合って頑張っていけばいいじゃん」っていうケイゴくんの気持ちもわかるし、答えが出ないですよね。難しいです。自分のことを思い返すと、結婚前にここまで話していなかった感じがするので。
――たしかに。かなり深いところまで話し合っていますもんね。
みんな、よくこんなにたくさん話し合えるな、よくこんなに言葉が出てくるなって感心しています。もしも自分が結婚する前に戻って、今回の2組のように何かを悩んでいたとしても、私はこんなに話せなかったんじゃないかなって思っちゃいますもん。今は、もう結婚して何年も経って、歳を取ったから、いろんな意見を言ったり、話し合ったりできるようになりましたけど、27歳の私はこんなに話せていないだろうなとつくづく思いました。
■結婚と恋愛が大きく違う点は「相手の嫌な部分も譲ったり許せるか」
――「好きだけど結婚は違う」という意見と「結婚と恋愛は同じ」という意見が番組内でも見られました。これについて、山田さんはどのように考えますか？
やっぱり恋愛しているだけだったら、お互いの好きとか、嫌いだけで一緒に入れるけど、結婚になったらいろんな問題も出てきますからね。簡単に離婚なんかできないし。そう考えると、恋愛と結婚は別物かもと今回改めて感じました。好きの延長で結婚するのはすごくステキなことだとは思いますけどね。
――実際に結婚してみて、恋愛と大きく違うなと感じる点はありますか？
相手の嫌な部分も受け入れることかなとは思います。恋愛って、1つでも許せないことが出てくると、相手に対して嫌いの気持ちが増えていってしまうことってあると思うんです。ただ、結婚する相手に関しては嫌だなと思っても、譲ることがどれだけできるか、許せるかが大事になってくるかなとは思います。
■伝えることの大切さは夫から学んだ
――山田さんご自身は、結婚生活において大切にしていることはありますか？
ケンカしたら、翌日まで持ち越さないということですかね。嫌なことを溜めないとか、できるだけ話す時間を作るとか、思ったことはすぐ解消していくとか。そういう些細なことの積み重ねが大切かなと思っています。ちょっとモヤモヤが溜まったりすると、家の中がそういう雰囲気、空気感になっちゃいますけど、常にハッピーな空気でいたいので。あとは「いってきます」は絶対に言うとか、スキンシップは結構取るようにしていますかね。
――少し質問が似てしまいますが、夫婦円満において大事なことはなんだと思いますか？
相手を思いやること、あとはちゃんと言葉にすることだと思います。ありがとうもそうだし、おいしかったとか、ごちそうさまとか、もちろん好きだよとかも。言葉に出さなくても相手がわかるかもしれないと思っていることが一番怖くて、結局伝わってなかったりするから、言葉に出して相手に伝えるということが大事だなと思います。
――山田さんご自身は、昔から言葉で伝えることができるタイプでしたか？
それが全然できないタイプでした。恋人にもそうだし、仕事においても自分の気持ちを伝えることがすごく苦手だったんです。ただ、今の主人に出会ったときに現場とかでもすごい自分の意見を持って、伝えているところを何度も見て。「あっ、すごいな」って思ったんです。自分の意見を伝えることによって、さらに作品が良くなっていくのを見て「言葉にするって大事なことなんだ」っていうのを気づかされて。少しずつ少しずつ自分の意見を言うようになっていきました。
――最後に番組の見どころをお願いします。
最後の最後まで「どっちなの？」って予想できない感じがあると思います。2組の恋愛事情を見ている中で、ちょっと勇気づけられたり、自分もこうやって相手に伝えた方がいいなとか、あの話し合いは大事だなって気付かされる部分も多いと思います。ぜひ今からでも遅くないので、結婚に踏み出せず悩んでいる人たちを含め、いろんな人に見ていただけたらと思います。
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（取材・文：於ありさ）
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