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溝端淳平主演舞台『狩場の悲劇』上演決定 驚愕のトリックに注目「この高いハードルに全力で挑みたい」

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2025-07-02 11:46
溝端淳平主演舞台『狩場の悲劇』上演決定 驚愕のトリックに注目「この高いハードルに全力で挑みたい」
溝端淳平主演舞台『狩場の悲劇』上演決定
 ロシア文学の巨匠アントン・チェーホフが24歳で書き上げた長編小説『狩場の悲劇』が、2025年11月に永井愛氏の脚色・演出により舞台化される。11月7日から東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAで上演。

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 主演には溝端淳平、門脇麦、玉置玲央、亀田佳明といった実力派キャストが名を連ね、愛憎渦巻く人物関係の中で“真実”を浮かび上がらせる。物語は、元予審判事のカムイシェフが自身の実体験を綴った小説を新聞社に持ち込むことから始まる。美しき娘・オリガをめぐる四角関係の果てに起きた殺人事件。読み進める編集長は、やがて真犯人の存在に気づき……。

 原作の時点でアガサ・クリスティの発想を先取りしていたとされる“驚愕のトリック”は、ミステリーファンにも必見。さらに永井氏の手によって、これまで男性中心だった物語の視点が更新され、女性たちの内面と存在感が鮮やかに描き出される。

 帝政ロシアの腐敗と閉塞感に覆われた世界が、現代のロシア、さらには日本にも通じる構造として提示される本作。『ザ・空気』シリーズ以来、4年ぶりの新作となる永井愛が創り出す“チェーホフ再解釈”の舞台に、大きな期待がかかる。

■溝端淳平コメント

20代前半の頃に二兎社『こんばんは、父さん』という戯曲で佐々木蔵之介さん、平幹二朗さんという大俳優のお2人と3人芝居をやらせていただいたこと、演出の永井さんに愛のある千本ノックを受けたことは僕の俳優人生の中でも宝物です。

それから13年ぶりにお声をかけいただき感慨深いです。しかも戯曲は若き日のチェーホフの長編ミステリー『狩場の悲劇』。僕が演じるのは、滑稽さと残酷さを併せ持つチェーホフの世界観の中で、知性もルックスも兼ね備えているのに倫理観の欠如した予審判事という一筋縄ではいかない役です。

これだけで身震いしそうですが、永井さんにしっかり鍛え直していただき、この高いハードルに全力で挑みたいと思っています。いつも温もりのある作品を手掛ける永井さんとチェーホフの化学反応もとても楽しみです。
是非沢山の方に生で体感していただきたいです。
劇場でお待ちしております。

■あらすじ
モスクワのある新聞社に、カムイシェフという元予審判事が自作の小説を持ち込む。
それは、彼が実人生で遭遇した殺人事件が題材で、オリガという美しい娘とカムイシェフ、
知人の伯爵、伯爵の執事(オリガの夫)が四つ巴に絡んだ愛憎劇。
小説を託された編集長は、読み進むうちに真犯人を見抜いて―――。

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