リオオリンピック™柔道男子100kg級銅メダリストの羽賀龍之介(33、旭化成)が20日、都内で会見を開き現役引退を発表した。会見には同じ所属の後輩にあたる男子81kg級五輪2連覇の永瀬貴規(31)、主将で全日本選手権4回優勝を誇る王子谷剛志(32)が駆けつけた。
【写真を見る】リオ五輪銅の羽賀龍之介が現役引退「挫折多かったがいい柔道人生だった」今後は指導者の道へ
引退を意識した経緯について「2024年の全日本選手権後、今の自分のレベルで優勝を目指すことは厳しいと思った。また自分自身を強化していくことを含めてやりきったという思いが強く残った」と明かした。
5歳から柔道を始めた羽賀は、東海大学相模高校時代に金鷲旗で史上初の20人抜きを達成。東海大学では講道館杯優勝など、学生時代から頭角をあらわした。社会人では15年世界選手権で初の世界一に輝くと、2016年のリオデジャネイロ五輪で銅メダルを獲得した。
22年間の競技人生を振り返り、「強烈に悔しい思いであったりとか、悔しいと思うことが自分自身の一番の原動力だった。挫折が多かったが、いい柔道人生だった」と語った。
今後は所属する旭化成の柔道部コーチ、全日本柔道連盟の特別コーチとなり、2025年度より日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ指導者海外研修の制度を利用しドイツに2年間留学する予定。
■羽賀龍之介(はが・りゅうのすけ)
1991年4月28日生まれ、宮崎県出身。身長186㎝ 100㎏級 旭化成所属。
5歳から柔道を始め、東海大学相模高校時代には金鷲旗で史上初の20人抜きを達成。東海大学では講道館杯優勝を果たした。社会人では15年世界選手権で初の世界一に輝くと、16年リオデジャネイロ五輪では銅メダルを獲得した。得意技は内股。
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