住宅ローンの金利が少し上がりそうです。日本銀行が今週、利上げに踏み切る公算が大きくなっています。

日銀は、23日と24日に金融政策を決める会合を開きます。内部では利上げにむけて重視してきた賃上げの動向について「文句ない勢い」との声が上がるなど、前向きな評価が広がっています。

この一方で、日銀はこれまでアメリカのトランプ次期政権による日本経済への影響を懸念材料に挙げてきました。

ただ、前回12月の会合時点よりは動向が見えてきたことから、あすの就任演説を受けて株や為替市場が混乱しなければ「妨げにならない」という認識が大勢です。

日銀が政策金利を現在の年率0.25％から0.5％へ引き上げれば、17年ぶりの水準になります。

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