株式市場も仕事始めです。年明け最初の取引=大発会は大きく値下がりして始まりました。今年の日本の景気はどうなるのでしょうか?
記者
「午前9時半です。ずらーっと参拝客が並んでいます」
早朝から多くの会社員が詰めかけたのは東京・神田明神。願うは、今年の商売繁盛です。
コンサル業
「これは8000円です。会社立ち上げて5年目だが、毎年熊手のサイズを大きくして会社も大きくしたい」
みな、こぞって購入するゲン担ぎの熊手。こちらの企業は「3万円」も出しました。
物流業
「商売繁盛願って極力大きいので。このプレッシャーに負けたらやっていけなくなっちゃうので。3万円の重みはないです」
そして、働く人の多くが願っていたのは「賃上げ」です。
人材関連業
「賃上げ願いたいですね。5%は最低でもほしいですね」
不動産業
「多くは望みません。せめて1割、10%くらいはあがってほしい」
東京証券取引所では、今年初めての取引=大発会が開かれました。景気よく行きたいところでしたが、平均株価は去年の年末より一時600円以上値下がりする結果に。
出だしからつまずいた形ですが、今年の日本経済は「トランプ氏」という大きな不安材料を抱えています。
市場関係者
「特に貿易交渉について、どんなことを打ち出すのか不透明感しかない」
さらに、年明けから食品の値上げが多く予定されるなど、物価高への懸念も続いています。トランプ氏の就任は日本経済に吉と出るか?凶と出るか?いまは神のみぞ知る状態です。
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