千葉県銚子市の沖合でイワシ漁船が転覆した事故で、この船が所属する漁協が会見を行い、転覆の原因について「操縦ミスは考えにくい」などと話しました。
【写真を見る】「操縦ミスは考えにくい」漁協が会見 千葉・銚子沖でイワシ漁船が転覆 日本人男性2人が死亡 3人が行方不明
茨城県の大津漁協に所属している「第八大浜丸」は、きのう午後5時すぎに大津漁港からイワシ漁に出発し、きょう未明に銚子市の沖合で転覆しました。
漁船には日本人とインドネシア人の合わせて20人が乗っていて、このうち50代と60代の日本人男性2人が死亡。現在も40代から70代の日本人男性3人が行方不明です。
大津漁業協同組合 坂本善則 専務理事
「(乗組員は)ベテランの方が多かったし、操船のミスとかそういったことは、ちょっと考えにくいんじゃないかなと考えておりますが、こればかりは保安部の調査の結果待ちと」
海上保安庁によりますと、漁船は既に沈没しているとみられていて、救助された船員は「巻き網漁の網を上げている際に魚が捕れすぎて船が傾いた」と話しているということです。
海上保安庁は、3人の捜索を続けています。
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