ロシアによるウクライナ侵攻から来月で3年となるなか、ウクライナ兵1700人が脱走し、当局が捜査を始めたと報じられました。
複数のウクライナメディアによりますと、捜査の対象となっているのは「第155機械化旅団」です。
この部隊は5800人規模で、支援国がウクライナ兵の訓練や武器の供与を進める主要な部隊だとしています。およそ2000人がフランスで訓練を受けたものの、50人が現地で脱走したほか、去年3月から11月までの間で1700人が脱走したということです。
ウクライナメディアは、経験の浅い兵士が外国での訓練に派遣されたり、兵器が十分に配備されなかったりしたことで部隊に損失が出たと指摘。「軍の上層部と政治指導者の責任だ」と報じています。
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