ロシア国営ガス会社は、ウクライナの隣国モルドバへのガスの供給を1月から停止すると発表しました。ガスによる発電に頼るモルドバでは大規模な停電が起きる可能性が指摘されています。
ロシア国営ガス会社ガスプロムは28日、旧ソ連構成国モルドバ向けの天然ガスの供給を1月1日から停止すると発表しました。モルドバが過去の供給に対する支払い義務を履行していないことが供給停止の理由だとしています。
これに対しモルドバの首相は、国際的な監査で債務は無効にされたと指摘。ロシアはエネルギーを政治的圧力に利用していると非難しました。
モルドバはガスによる火力発電に頼っていて、供給が停止されれば大規模な停電が起きる可能性が指摘されていて、議会が今月16日から60日間の非常事態宣言を出していました。
モルドバでは11月に、EU=ヨーロッパ連合への加盟を目指すサンドゥ大統領が再選しています。
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