アメリカのトランプ次期大統領は中国発の動画アプリ「TikTok」を規制するアメリカの新たな法律について、来年1月19日に予定されている発効を延期するよう求めました。
アメリカで成立したTikTokを規制する新たな法律は、親会社の中国企業が来年の1月19日までにアメリカ事業を売却しなければ、アメリカ国内でのアプリの配信を禁止するというものです。
この新しい法律をめぐり、トランプ次期大統領は27日、連邦最高裁に意見書を提出し、法律の発効について、予定されている来年の1月19日から延期するよう求めました。
延期によって、1月20日に大統領に就任するトランプ氏のもとで「政治的解決を追及する」時間の余裕が生まれるとしていて、▼国家安全保障上の懸念に対応しつつ、▼TikTokの禁止措置を回避する方策を探るとしています。
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