アメリカ・ニューヨーク州は、来年1月にもマンハッタン中心部に乗り入れる乗用車に9ドルの「渋滞税」を課すと発表しました。

ニューヨーク州 ホークル知事
「1月から料金を9ドルに引き下げ、『渋滞税』を導入します」

ニューヨーク州当局は14日、来年1月にも日中にマンハッタン中心部に乗り入れる乗用車から9ドルを徴収すると発表しました。

「渋滞税」はアメリカで初めての導入となり、慢性的な渋滞の解消や温室効果ガスの排出量削減を目的としています。

今年6月末に15ドルでの導入が予定されていましたが、市民への経済的な影響が大きいとして導入が延期されていました。

「渋滞税」をめぐっては、トランプ次期大統領が導入に反対しているため、トランプ氏の大統領就任を前に駆け込みで導入を決めたとみられます。

現地メディアによりますと、トランプ氏は「労働者、家族、企業に打撃を与える」とコメントし、導入に反対の立場を改めて示しました。

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