大分県を訪問中の天皇皇后両陛下が「第43回全国豊かな海づくり大会」の式典に出席されました。
両陛下は午前10時過ぎ、「第43回全国豊かな海づくり大会」の大分市内の式典会場に到着し、関係者の出迎えを受けられました。
「豊かな海づくりの活動に皆さんの英知と努力を再び結集し、更に発展させていくことを期待します」
式典で陛下はこのように述べ、海や水産業への関心と理解がより深まることを願われました。
式典では大会の最優秀作文に選ばれた小学2年生の男児が、海の生き物を守るため生活で行っている工夫について書いた作文を朗読し、両陛下は男児を見守るような表情で耳を傾け拍手をおくられました。
このあと、両陛下は豊かな海が次世代に続くよう、近海に放流されるイサキやキジハタなどの稚魚を漁業関係者に手渡されました。
両陛下は式典終了後、作文を読み上げた男児に壇上で声をかけ、陛下は「素晴らしい作文ですね」と感想を述べ、「どんな魚が好きですか」とたずねられると男児は「マグロとタコが好きです」と答えていたということです。
両陛下は午後には別府市に移動して、海上での漁船による歓迎行事や魚の放流などに臨まれます。
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
・右腕は切断され、売られた アルビノの体を呪術に使用 “これはビッグビジネス” ザンビアに残る“迷信”の実態
・ビール1杯で高まる大腸がんリスク、厚労省が初の「飲酒ガイドライン」、“健康的に”お酒を飲むには?【Nスタ解説】