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全国的に大気不安定 静岡・浜松市で突風発生 男の子(12)けが 能登にはまた大雨が…台風18号 台湾で猛威【news23】

総合
2024-10-04 13:06

全国的に大気が不安定となった3日、静岡県浜松市では「突風が吹いた」などの通報が相次ぎました。この突風で、12歳の男の子が窓ガラスによってけがをしたとみられています。一方、台風18号は台湾で猛威をふるい、出張で滞在中の日本人も足止めを食らうなど被害が出ています。


【画像で見る】浜松市を襲った突風の被害、台湾 台風18号の被害


浜松で突風発生 男の子(12)けが 全国的に大気不安定に

3日夕方、静岡県浜松市を襲った突風。犬小屋が飛ばされたり、壁や窓が吹き飛んでしまった建物、窓ガラスが割れた車もあります。


地元住民
「ここらは、ぐちゃぐちゃな状態でやっと片付けが終わった。ガラス飛ばされたり、電柱にシートとか飛ばされたりね」


市内では12歳の男の子が突風によって割れた窓ガラスでけがをしたとみられています。


台風18号 台湾で猛威 2人死亡 日本人も足止めに「言葉が分からず不安…」

台湾では3日、台風18号が上陸し、強風でトタン屋根が吹き飛んだり、カラーコーンやゴミ箱も勢いよく飛ばされ、さらに道路への倒木がいたるところで発生しています。


地元記者
「私の膝くらいの高さまで水が来ています


南部の町では一帯が冠水してしまいました。


高尾市内のホテルでは木製の大きな板が飛んでくる様子を撮影している学生がいました。地球科学を専攻しているいい、風速計を持参し台風の目に入るのを待っているそうです。


地球科学を専攻する学生
「興奮しているわけではないですが、はじめて台風の目を観察するチャンスがきました。でも被害が大きくなる恐れがあるので、ひどくならないように祈っています」


台湾の消防当局によると、3日午前3時までに2人が死亡、219人がけがをしたということです。

影響は台湾に出張中だという日本人にも…


台湾出張中の日本人
「10月2日の便で帰国する予定だったんですけど、2日はもう飛行機が飛ばないのでキャンセルで今に至る。木も倒れていたり、屋根が一部取れていたりして、結構怖かった。(現地の)言葉がしゃべれるわけではないので、テレビの情報も分かりづらいところもあったりするので不安でした」


台風18号は4日には熱帯低気圧に変わる見込みですが、湿った空気が流れ込み、沖縄では大雨になる恐れがあります。さらに、本州付近には秋雨前線が停滞していて、4日は全国の広い範囲で雷を伴った激しい雨になる見込みです。


能登豪雨 住民「どう気をつければ…」被災地にまた雨

3日朝から断続的に雨が降り続いたのは記録的豪雨で大きな被害が出た能登地方。浸水被害を受けた石川県輪島市では片付け作業が急ピッチで進められていましたが、玄関先に流れ込んだ土砂が固まり、家の中に入れない住宅もありました。

4日は激しい雨になる恐れもあり、住民は不安を募らせています。


地元住民
「雨が降るとダーって(川から水が)上がってきた光景が残っているので、夜もよく寝られない。もうどう気をつけていいかわからない」


気温乱高下 4日東京は真夏日に? 寒暖差による不調も「夏よりは温かいものを選んで」

一方、東京・渋谷では3日午後10時半ごろ、横殴りの雨が降りつけました。そんな東京などを襲っているのが、急激な寒暖差です

2日に31℃を超えた東京の最高気温は、3日、25.4℃までダウン。しかし、4日は再び30℃まで上がり、真夏日になる予想です。寒暖差が続く日々に町の人たちは…


「暑くなったり寒くなったり服装に悩んでしまいますね」
「子どもも気温差で風邪を引いたりするから気をつけています」


都内のクリニックにも、頭痛やめまいなど寒暖差が原因とみられる不調を訴える患者が診療に訪れていました。


患者
「頭痛い…となってきちゃって。冷や汗も。頭痛で」


医師
「急に寒くなったからかもしれませんね」


患者
「もともと片頭痛は起きるほうで、台風が来たらちょっと…」


いとう王子神谷内科外科クリニック 伊藤博道院長
「寒暖差を外から、ダメージを直接大きく食らわないようにするためには、食べ物・飲み物・浴びるシャワーの温度も、夏よりは温かいものを選ぶことが大事。特に気をつけたいのは首元です。できれば襟首があまり露出しないような上着などを持ち歩く、もしくはスカーフ・マフラーを持ち歩くと良いと思います」


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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