E START

E START トップページ > ニュース > 経済 > 「ショートケーキ寿司」に「重ね煮キーマカレー」まで…なんでも“重ねる”グルメが人気【THE TIME,】

「ショートケーキ寿司」に「重ね煮キーマカレー」まで…なんでも“重ねる”グルメが人気【THE TIME,】

経済
2025-03-07 11:18

ミルフィーユのように具材を何層にも“重ねるグルメ”人気が、チェーン店からスーパー、さらにはレシピ本にまで広がっています。


【実際の写真をみる】「ショートケーキちらし サーモンいくら」「ドリームプリティミルフィーユ」「レイヤーチーズケーキ」など 人気の“重ねる”グルメ


デパ地下で大ヒット「ミルフィーユ海鮮丼」

「見た目がビビッと来た」(男性客)


「たくさん具材が入っているので食べていて飽きない」(男性客)


東京駅直結の『大丸東京店』で大人気なのが、具材とご飯が何層にも重ねられた「ドリームプリティミルフィーユ」(創作鮨処タキモト/1695円)。
上にはイクラ、カニ、アワビ、エビ、ネギトロなど豪華な海鮮が盛られ、下の層には高菜、サーモン、なんとガリまで!


透明パックに入っているので、カラフルな色合いも映え「見た目に美しく食べて美味しい」と話題になり、1日で700食売れたこともあるといいます。


THE TIME,マーケティング部 西堀文:
「イクラがプッチプチで、カニが甘くて、ひと口食べるごとに新しい食感が生まれる。もうこれは宝石箱ですね」


「重ね」で見た目も味わいも華やか

同じ寿司でも、鮮魚店の『魚の北辰』(全国41店舗)で人気となっているのが、“ケーキ寿司”


「ショートケーキちらし サーモンいくら」(1/8カット・798円)は、スポンジに見立てた酢飯に、刻んだキュウリやエビ、かんぴょうなどがサンドされ、上にはイチゴに見立てたサーモンやイクラなど新鮮な魚介をデコレート。(※店舗により品揃えが異なります)


さらに、回転寿司チェーンの『スシロー』では“重ねるサラダ”を販売。(※2024年10月~)


小ぶりのパフェカップに、オニオン⇒レタス⇒トマト⇒エビ2尾を重ねた「えびのカルパッチョ風サラダパフェ」(250円~※店舗により価格が異なります)は、見た目も味わいも華やかな一品です。


サラダも瓶入りケーキも「重ね」

スーパーの『東武ストア』で目を引くのは、レタスや紫キャベツなど色とりどりの野菜が層になり、その上にローストビーフやサーモンなどが乗った「ミルフィーユサラダ」。


また、東京・神奈川を中心に展開するオーガニック・スーパー『Bio c’ Bon(ビオセボン)』では、瓶に入った「レイヤーチーズケーキ」(seed/594円)を販売。
チーズクリーム+そぼろ状のクランブルクッキー+しっとり焼き上げたスポンジが何層にも重なり、ひと口で色々な食感と味わいを楽しめます。(※店舗により品揃えが異なります)


重ねて煮ると「野菜の甘み」マシマシ

「お料理も、重ねて煮るだけでぐんと美味しくなる」と話すのは、野菜ソムリエのさやさん。


見映え重視の「重ねる」ではなく、効率と味を重視した「重ねる」レシピを考案し、著書「野菜ソムリエさやが教える 超かんたん! 重ねて煮るだけレシピ」(飛鳥新社・2月26日発売)は、Amazonの簡単レシピカテゴリーで1位を獲得するなど話題になっています。(※1月21日予約開始時)


例えば、「重ねて鍋に入れたら、ほったらかしでできる」という【こくうまキーマカレー】


材料(3~4人分)は、
▼エリンギ:1本
▼ピーマン:1個
▼玉ねぎ:1/2個
▼にんじん:1/2本
▼合い挽き肉(豚ひき肉でもOK):300g
★水:100cc
★カレールウ: 2人分~


〔1〕野菜をすべて粗みじん切りに
〔2〕鍋に野菜を入れる前に「鍋底に塩を振る」
⇒「この塩は味付けではなく、煮込んでいる間に野菜から水分が出るのを助ける」(さやさん)とのことなので、量は少しでOK


〔3〕野菜を「水分の多い順」に入れる
⇒「下に水分の多い野菜、その上に根菜類を重ねるとじっくり加熱されて甘く美味しくなる」(さやさん)ので、エリンギ⇒ピーマン⇒玉ねぎ⇒にんじんの順に重ねる


〔4〕野菜の上に、挽き肉を塊のままのせる。冷凍肉なら解凍せずそのままでOK〔5〕水を加え弱火で15分ほど煮込み、最後にカレールウを加えたら完成


本当に、重ねて煮るだけ!ですが、ひと口食べた西堀文部員からは「甘い!」と驚きの声。そのワケは…


野菜ソムリエ さやさん:
「重ねて煮たことで野菜の甘みがたっぷり出ているので、ルウの辛さより甘く感じる」


鶏肉まるごと「重ねて」ホロホロ

【えのきと鶏ももの肉じゃが】も重ねて煮るだけ。


材料(3~4人分)は、
▼えのき:1/2株
▼じゃがいも:2個
▼玉ねぎ:1個
▼にんじん:1/2本
▼鶏もも肉:1枚
★水:100cc
★醤油:大さじ2と1/2
★みりん:大さじ2


〔1〕野菜をひと口大にカット
〔2〕塩を振った鍋に、えのき⇒じゃがいも⇒玉ねぎ⇒にんじんの順に重ねる
〔3〕野菜の上に、鶏もも肉を「切らずにそのまま」重ねる


〔4〕水を入れ、弱火で25分
〔5〕調味料を入れてさらに煮込んだら完成


西堀部員:
「鶏肉もホロホロ!自然の甘みでこれだけ甘くなるんだ」


お店でも家でも楽しめる“重ねる”グルメ、まだまだ広がりそうです。


(THE TIME,2025年3月5日放送より)


スマホのバッテリーを長持ちさせるコツは?意外と知らない“スマホ充電の落とし穴”を専門家が解説【ひるおび】
「パクされて自撮りを…」少年が初めて明かした「子どもキャンプの性被害」 審議進む日本版DBS “性暴力は許さない”姿勢や対策“見える化”し共有を【news23】
【検証】「布団の上に毛布」が暖かい説 毛布は布団の「上」か「下」か 毛布の正しい使い方【Nスタ解説】


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

人気記事

ページの先頭へ