
アメリカのトランプ大統領はロシアのプーチン大統領と協議し、「ロシアがディーゼル燃料をアメリカと世界の市場に供給することで合意した」と明らかにしました。
トランプ大統領は9日、「プーチン大統領と協議し、ロシアがただちに30万トン以上のディーゼル燃料をアメリカと世界の市場に供給することで合意した」とSNSに投稿しました。
ロシアとの間では、11月以降にあわせて150万トンを供給することでも合意しているとしていて、「精製所の稼働状況次第で、短期間でさらに300万トンが供給されることになる」としています。
アメリカでは、イラン攻撃を受けた中東情勢の悪化により、ディーゼル燃料が高騰していて、農家や運輸事業者などが大きな影響を受けています。
来月に中間選挙を控えるトランプ氏は「この素晴らしい発表により、アメリカと世界のディーゼル燃料価格は急速に下落する」と主張。「農家、牧場主、トラック運転手のための価格引き下げは最優先事項だ」と強調しています。
今回の発表を受けて、アメリカ財務省はロシア産ディーゼル燃料に対する制裁措置を一時的に緩和すると明らかにしています。
一方、ロシア大統領府は9日、会談で、ロシア側がアメリカおよび世界の市場への石油や石油製品を供給する用意があることを確認したとする声明を発表しました。
会談では、ウクライナ問題の見通しについての議論に重点が置かれ、イラン情勢や両国の関係の様々な側面についても協議されたということです。
また、今後も大統領間の個人的な接触、および両国の大統領府、情報機関などの協力関係を継続することで合意したとしています。
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