E START

E START トップページ > 海外 > ニュース > 「元通りになんて戻らない」ネパール・中国土石流1か月 変わり果てた街…5500人以上がいまだ行方不明 復興費用は7300億円に上る見通し

「元通りになんて戻らない」ネパール・中国土石流1か月 変わり果てた街…5500人以上がいまだ行方不明 復興費用は7300億円に上る見通し

海外
2026-09-25 17:03

ネパールと中国の国境地帯を襲った土石流の発生からあすで1か月。災害後、初めて被災地の光景を目にした生存者は、「元通りには戻らない」と深い喪失感を抱えています。


今週、JNNは土石流によって壊滅的な被害を受けたネパール中部に入りました。


記者
「こちらの建物は原形をとどめないほど破壊されていて、潰れています」


ここベトラワティは土砂に飲み込まれた1か月前のまま。道路や橋が流されたことで、復旧は進んでいません。


この地で暮らしていたバッタさん。濁流で大けがをしたうえ、一緒にいた妻は行方が分からなくなりました。


土石流で被災 バッタさん
「(妻の)手をつかんで逃げていたが、とてつもない流れで引き離されてしまった。妻がいなくて寂しいです」


首都カトマンズの病院に入院していたため、災害後のベトラワティを初めて目にします。


土石流で被災 バッタさん
「なんと言えばいいのか、心が空っぽのようです」


近くにはバッタさんが当時、履いていた靴が残されていました。


土石流で被災 バッタさん
「これは右足の靴です。もう片方は流されてしまって、ここに這い上がってきたんです」


10年ほど前、この地に移り住んだバッタさんは、妻と2人で鉄筋の販売店を営んでいました。人々の活気にあふれた街は変わり果てた姿となり、今は重機が無機質に動いています。


土石流で被災 バッタさん
「(妻の生存の)可能性はもうない。今はみんなが泣き崩れて苦しんでいます。元通りになんて戻らない」


先月26日に起きた土石流の死者は、ネパールだけで1400人超え、5500人以上が行方不明。子どもを含む家族とみられる日本人5人も連絡が取れないままです。


9万人近い被災者の多くは、仮設のテントなどで厳しい避難生活を余儀なくされています。


生活再建が大きな課題ですが、復興に必要な費用は日本円で7300億円にのぼる見通しです。


・40代から増加「脳梗塞」の初期症状は?「倒れてからじゃ遅い」早期発見のカギ「BE FAST」とは【ひるおび】
・「ママ、あいたい。ごめんね」16歳少女が衰弱死 体重は19kgに… “違法捜査”で自白強要か それでも訴え続けた無実【報道特集】
・お腹をすかせた中学生3人…通りかかった食堂で「PayPay使えますか?」「ごめんなさい、現金だけなんです」その後の展開は…SNS投稿に大反響のワケ「こういう出会いって宝物」「読んでて涙出た」


情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

ページの先頭へ