
南米ボリビアのパス大統領は、政権に対する抗議活動によって混乱が拡大しているとして非常事態を宣言しました。
ボリビアでは、外貨の不足や物価高騰で経済状況が悪化していて、左派のモラレス元大統領の支持グループを中心にデモや道路の封鎖などの抗議活動が拡大しています。
こうした事態を受けて、パス大統領は20日、SNSで「これ以上、国民の労働や医療などを妨げるべきではない」として全土に非常事態を宣言しました。
警察や軍を動員し、市民生活の確保や道路封鎖の解除にあたらせるということです。
地元メディアによりますと、パス政権に対する抗議活動では、50日間にわたって全国で道路封鎖が行われ、その影響で重病の患者が病院に辿り着けず死亡するケースなどがあり、これまでに14人が死亡したということです。
また、日本円でおよそ4320億円の経済損失が発生しているということです。
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