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サッカー・W杯開幕 “トランプ流”で異変も イラン以外にも入国規制 FIFAと蜜月…チケット暴騰 サッカーの祭典は誰のもの【サンデーモーニング】

海外
2026-06-14 15:04

メキシコ、カナダ、そしてアメリカで開催される今回のワールドカップ。随所にトランプ流
の運営が垣間見えます。


【写真で見る】サッカーファン「FIFAの馬鹿野郎って感じ」FIFAが公式転売を認める


サッカー・ワールドカップ開幕 “トランプ流”で異変も

「アメリカ」「カナダ」「メキシコ」と史上初の3か国共催。出場チーム数が32か国から48か国と、一気に16か国も増え、史上最大の規模で行われるワールドカップ。


大会が始まる前から、トランプ大統領は…


トランプ大統領(10日)
「これまでで最も成功したワールドカップだ。これほど早く、多くのチケットが売れたこともない」


世界最大のイベントを、自らの実績としてアピールしたいトランプ大統領。


しかし、華やかなピッチの裏側でかつてない「異変」が起きています。


試合前から苦戦を強いられるのが、アメリカと敵対関係にあるイランチーム。


コーチら一部のスタッフが入国を拒否され、選手のアメリカ滞在も当初、「試合当日に限る」とされていたのです。


その後「トランプ大統領の寛大な計らい」として試合前日の入国は認められましたが、イラン以外にも、こんなケースが...


ソマリアのサッカーファン
「入国拒否は明白な人種差別だ。人種差別だ。アメリカの人種差別だ」


ソマリア人の審判員の入国も拒否。


イラクチームの公式カメラマンも入国を拒否され、選手の一人は入管で7時間尋問されたといいます。


ワールドカップに影を落とすアメリカの対応。一方で、そんなトランプ政権に近づいていたのが...


FIFA インファンティノ会⻑
「触ってもいいですよ。かなり重いですが、優勝トロフィーです」


トランプ大統領
「このまま持っていてもいい?返さないよ、本気だよ」


FIFA(国際サッカー連盟)は、ノーベル平和賞を欲しがるトランプ氏に、「FIFA平和賞」まで授与。


こうした露骨な姿勢の背景をめぐっては、FIFAが、大会の警備費用や税制の優遇をトランプ政権から引き出す狙いがあったのではないかと報じられています。


利益を最大化しようとするFIFAの姿勢。


今回のワールドカップに、もう一つ異変が...


サッカーファン「FIFAの馬鹿野郎って感じ」FIFAが公式転売を認める

ワールドカップの観戦チケットは、これまで、定価販売が原則とされてきましたが、今回は...


現地観戦を断念した男性
「20万とか30万円で買って、見に行けるかというと一般の人には難しい。日本代表が過去最強のメンバーと言われているので、現地で見て、興奮を生で味わいたかった」


あまりに高額なチケットを買うことができず、観戦を断念したという男性。今回FIFAは、チケットを小出しに販売し、価格が釣り上がっているといいます。


現地観戦を断念した男性
「チケットをちょっとずつ開放して販売している。そのタイミングで買おうとすると、FIFAの公式サイトに入るのに、⻑い場合8時間以上待つ。入った時には、欲しいチケットが大体売り切れている」


運よく手に入れた人が自由に値段を付けて、公式サイトで転売することも今大会からFIFAが認めたため、一般の人は手が届かない金額になっているのです。


現地観戦を断念した男性
「2万円から3万円ぐらいの定価の席が50万円以上…」


杉浦みずきキャスター
「50万円⁉それはFIFAの公式でも認められている?」


現地観戦を断念した男性
「公式で認められている」
「乱暴に言ったら、FIFAの馬鹿野郎って感じですけどね」


杉浦キャスター
「東京・恵比寿にあるスポーツバーです。店内はサッカーファンの熱気に包まれています」


ここでもサッカーファンの怒りが...


サッカーファンの客
「見たい人が見られるような状況になるのが一番だと思う」


杉浦キャスター
「どうですか?買いますか?」


サッカーファンの客
「そもそも現地に行くだけでも、いま高いじゃないですか。ましてや転売された、もっと高いチケットを買うっていうのは無理」


サッカーファンの客
「数百万円するんですよね。決勝戦(のチケット)とか」


杉浦キャスター
「どう思われますか?」


サッカーファンの客
「手が届かないですよね」
「チケットを高くしたとしても、ワールドカップは選手の懐に入らない。誰のためなんでしょう」


こうした批判にFIFAの会長は…


FIFA インファンティノ会長
「このアメリカという市場では、価格を下げても転売市場に流れ、合法的にはるかに高い価格で取引されるだけ。(チケット代として)入ってくるすべての資金は、サッカーの発展のために再投資される」


あまりの価格高騰に、ニューヨークでは、マムダニ市長も動きました。


ニューヨーク マムダニ市⻑
「経済的事情で観戦が出来なかった労働者階級の人にも機会を提供したい。転売ヤーにではない」


市⺠のため1枚50ドル(約8000円)の「格安チケット」を1000枚確保したといいます。


世界が熱狂するサッカーの祭典は、誰のものなのでしょうか。


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