アメリカのトランプ大統領が、「くら寿司」のアメリカ子会社などの株式を大量に売買していたことがわかりました。トランプ氏に対しては、自分の利益のために権力を使っているのではないかとの指摘も出ています。
記者
「ワシントン市内のくら寿司のお店です。くら寿司は今、各地で店舗数を増やしていて、アメリカでの存在感も高まっています」
人気の回転寿司チェーン「くら寿司」。全米各地で91店舗を展開していて、さらに14店舗のオープンが予定されています。
客
「大好きです。1番は“和牛”で、2番はフィラデルフィア・ロールです」
「家族連れにも最高ですが、1人で立ち寄っても気楽でいいですよ」
この「くら寿司USA」の株式を、トランプ大統領が大量に取得していたことが分かりました。
こちらはアメリカ政府が公開した今年1月から3月のトランプ氏の株式取引に関する資料です。くら寿司USAの株式取得額は100万ドル=およそ1億6000万円から500万ドル=およそ8億円の範囲となっています。
ただ、生魚が苦手なトランプ大統領は寿司を好まないと言われていて、株式取得の経緯は明らかにされていません。
トランプ氏はそのほか、半導体大手「エヌビディア」、航空機大手「ボーイング」、IT大手「オラクル」など幅広い株式を大量に取引していて、3か月間の売買件数はじつに3700件以上。平均すると1日あたり40件以上もの取引をしていたことになります。
大統領の株式売買は禁止されてはいませんが、極めて異例な取引量です。
ジョージ・ワシントン大学 デビッド・サコニー准教授
「アメリカ国民にとっても驚きです」
専門家は「自分の利益のため、権力を使っているのではないかという疑念を抱かせる」と倫理的な問題を指摘します。
ジョージ・ワシントン大学 デビッド・サコニー准教授
「歴代大統領は政府の信頼を維持し、政治家は公益のために働く共通認識のもと努力してきました。トランプ氏が価値観を共有しているのか、私には確信が持てません」
トランプ氏に対しては利益相反ではないかとの声もあがっていますが、ブルームバーグ通信によると、アメリカ政府はこれを否定しているということです。
・55歳母親を暴行死させた37歳男は“ヤングケアラー”だった 10歳から家事に追われた男と母親の「狂気の関係」
・“ポカリ”と“アクエリ” 実は飲むべき時が違った! “何となく”で選んでいませんか?効果的な飲み分けを解説【Nスタ解説】
・「コバエが、料理に一瞬だけ止まってしまった!」その料理、衛生的に大丈夫?専門家に聞いた
