
中国の王毅外相がオーストラリアのウォン外相と会談し、中東情勢について話し合ったほか、両国間の協力関係を強化していくことで一致しました。
中国外務省によりますと、会談は29日、北京で行われました。
この中で、王毅外相は「中国とオーストラリアは両国関係が改善する流れを固めるべき」と主張。そのうえで、「上層部の交流を維持し、戦略的な相互信頼を増進させて協力分野を拡大すべき」と訴えました。
これに対し、ウォン外相は「経済貿易など各分野における協力を緊密にすることはそれぞれの国家の発展に役立ち、双方の共通利益にかなう」と応じたということです。
また、中東情勢をめぐる問題についても意見が交わされました。
ロイター通信によりますと、ウォン外相はジェット燃料の輸送に関して、中国政府がオーストラリア企業と協力することに合意したと明らかにしていて、会談では、燃料の大部分を輸入に頼るオーストラリアへの燃料輸出について話し合われたとみられます。
輸出が実現すれば、イラン情勢の悪化を受けて中国が発動したと報じられている燃料の輸出規制が緩和されることになります。
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