アメリカのトランプ大統領は、イランが停戦期間中のホルムズ海峡の開放を発表したことについて、「世界にとって素晴らしい日になる」と歓迎しましたが、イラン側は海上封鎖が続く場合は対抗措置を取るとしていて、駆け引きが続いてます。
アメリカ トランプ大統領
「イランがホルムズ海峡は完全に開通し、通航に支障はないと発表しており、世界にとって素晴らしく輝かしい日になるだろう」
トランプ大統領は17日、イラン外相が、停戦期間中は「商船の通航のためにホルムズ海峡を開放する」と発表したことについて、このように話しました。
そのうえで、アメリカ軍が実施しているイランの港湾への船の出入りの封鎖措置については、イランとの協議が100%完了し、合意文書に署名するまでは継続するとしています。
これに対しイラン外務省の報道官は「矛盾に満ちている」と指摘。海上封鎖が続く場合には「対抗措置を取る」と警告しました。
また、イランの革命防衛隊は声明でホルムズ海峡の航行条件を示し、「すべての動きは革命防衛隊の許可のもとでのみ認められる」と主張しています。
焦点となっているアメリカとイランの戦闘終結に向けた2回目の対面協議をめぐり、アメリカのニュースサイト・アクシオスは19日にも開かれると伝えていますが、トランプ大統領は協議の行方に期待感を示しました。
アメリカ トランプ大統領
「いま行われている協議は週末も続く。多くの良いことがあるだろう。私はそれほど重大な隔たりがあるとは思っていない」
アクシオスは両国が戦闘終結に向けた計画を記した3ページの文書をめぐって交渉していて、現在、▼イランが備蓄している濃縮ウランを放棄する見返りに、▼アメリカが200億ドル=3兆1000億円あまりのイランの資産凍結を解除することが検討されていると報じています。
ただ、イラン側は濃縮ウランを国外に移送することはないと主張するなど、協議に向け両国の駆け引きが続いています。
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