アメリカとイランが2週間の停戦に合意してから一夜。イスラエル軍がレバノンを攻撃したのに対し、イラン側は「ホルムズ海峡は封鎖された」とし、情勢は依然、緊迫しています。JNNは停戦合意発表直後の海峡周辺を緊急取材しました。
イスラエル軍は8日、レバノンにある100か所以上の親イラン組織ヒズボラの拠点に大規模な攻撃を行ったと発表しました。現地当局によりますと、これまでに254人が死亡したということです。
停戦合意をめぐり、イスラエルとアメリカは、レバノンは対象に含まないと主張。これにイランや仲介国のパキスタンは合意に含まれるとしていて、認識の違いが浮き彫りとなっています。
イランの国営メディアはイスラエルによるレバノン攻撃後、「ホルムズ海峡は完全に封鎖された」と報じました。
情勢が緊迫化するホルムズ海峡。現地はいま、どうなっているのか。JNNは海峡の入り口に近いオマーン北部の飛び地ハサブに入りました。
記者
「トランプ大統領の停戦発表から7~8時間経ちますが、いまもオマーン沖に船は動かずに滞留した状況が続いています」
停戦合意の発表直後にも、およそ30隻の船舶が停泊しているのが確認されました。
記者
「ホルムズ海峡の通航には、イラン軍との調整が必要だということで、いまもまだ自由に通航できる状態とはいえないとみられています」
こうした中、ロイター通信によりますと、イランの高官は9日か10日にホルムズ海峡を限定的に開放する可能性があると明らかにしました。
“安全な航行”は本当に実現するのか。
一方、トランプ大統領は先ほどSNSで「すべてのアメリカの艦船、航空機、軍関係者は『真の合意』が完全に遵守される時まで、イラン国内およびその周辺に留まる」と表明。そのうえで…
アメリカ トランプ大統領
「合意が遵守されなければ“砲撃”が始まる。次の『征服』を楽しみに待っている」
ホワイトハウスは戦闘終結に向けたアメリカとイランの交渉がパキスタンで11日から始まるとしていますが、事態の沈静化はいまだ見通せない状況です。
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