いま、韓国・ソウルでも桜が見ごろですが、「銀色の容器」が花見の風景を変えようとしています。デリバリー大国・韓国のごみを減らす取り組みです。
記者
「ソウル市内の公園です。ここには1300本以上の桜が植えられていて、いま、ちょうど見ごろを迎えています」
ここは韓国を代表するお花見スポットで、国会近くの公園です。平日の昼間にもかかわらず、多くの市民で賑わっています。
花見客
「胸が高鳴る気持ちで春を満喫しに来ました」
Q.気分はどうですか
「いいです」
「花道を歩いているような気分です」
日本と同じような花見風景ですが、ここからが「韓国流」。「配達文化」が根付く韓国では、重い弁当は持参せず、花見の場所からスマホで注文。できたてを届けてもらうのが定番です。
ただ、よく見てみると…
記者
「ステンレス容器で食べている方、いらっしゃいますね」
韓国では、デリバリーによるプラスチックごみの急増が社会問題に。そこで、ソウル市がこれまでに2億円ほどの予算を投じ、各店舗と連携して取り組んでいるのが繰り返し使える容器の導入です。
記者も試してみると…
記者
「いま(スマホで注文した食べ物が)到着しました。やはり(容器が)ステンレスですね」
食べ終わった容器は洗わずに、そのまま公園内の専用ボックスへ。容器は専門の業者が回収し、洗浄して再び加盟店へと配られる仕組みです。
これまでに野球場やイベント会場などで導入した結果、使い捨てカップなどをあわせて1350トン以上も削減できたといいます。
利用客
「漢江はもともとごみの問題があるので、野外で再利用可能な容器を市民がたくさん利用するようになればいいと思います」
浸透にはまだまだ時間がかかりそうですが、「配達文化」の国・韓国がエコな街に向け、一歩踏み出しています。
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