
ノーベル平和賞のメダルを贈呈 それでもトランプ大統領は…
満面の笑みを浮かべるトランプ大統領。その理由は、ノーベル平和賞のメダルを贈られたからです。贈ったのは、ベネズエラの野党指導者マチャド氏。敵対するマドゥロ大統領を排除したトランプ氏の「自由への献身」を称えたと語りました。
――トランプ大統領との会談は?
ベネズエラ野党指導者 マチャド氏
「とても良かったです」
マチャド氏は、ベネズエラの政権移行に向け協力を求めましたが、トランプ氏がどう答えたかは明らかになっていません。アメリカが石油採掘などで協議を続けているのはマドゥロ大統領の側近だったロドリゲス氏です。
トランプ大統領(14日)
「彼女(ロドリゲス氏)と電話をした。素晴らしい人だ」
トランプ政権は、マチャド氏ら反体制派ではベネズエラの秩序は維持できないと判断しているようです。
グリーンランド領有にも意欲 外交団の説得も不調に…
トランプ大統領(11日)
「グリーンランドの防衛装備は犬ぞり2台だ。知ってたか?犬ぞり2台だ」
トランプ氏は、デンマーク自治領のグリーンランド領有にも関心を示しています。中国やロシアの脅威が拡大しているのでアメリカが領有すべきだと主張しているのです。
トランプ氏に翻意を促すためデンマーク‧グリーンランドは外交団を派遣。14日、バンス副大統領らとの会談に臨みましたが…
デンマーク ラスムセン外相
「アメリカの立場を変えることはできなかった」
話し合いは不調に。
トランプ大統領(14日)
「ロシア・中国がグリーンランドを占領しようとしても、デンマークは何もできない。だが、アメリカは何でもできる。先週のベネズエラの件で分かるだろう」
トランプ氏はグリーンランド領有に改めて強い意欲を示しました。さらに、トランプ氏が関心を示しているのが…
トランプ大統領(13日)
「イランのことを気にしている。殺害は深刻な規模で行われているようだ」
イランで反政府デモが激化 “軍事介入”の可能性は?
燃え盛る車と、通りを埋めつくす群衆。モスクからは、白い煙が激しく立ち上ります。12月末にイランの首都‧テヘランで発生した反政府デモが瞬く間に全土に広がりました。8日のテヘランの映像には、通りで銃を撃つ人の姿も映っていました。
デモ参加者と治安当局側をあわせた死者は3千人を超えたとみられ、イランの独立系メディアからは少なくとも1万2千人が死亡したとの情報も。
トランプ大統領(13日)
「イランの愛国者たちよ、抗議を続け、可能であれば国家機関を乗っ取りなさい」
こうした混乱のなかトランプ氏は、デモの継続を呼びかけています。
物価高騰に端を発した今回のデモ。イランではこれまでも、経済的な不満を背景にしたデモは度々起こってきましたが、今回なぜここまで大規模な騒動となったのか。イラン情勢に詳しい専門家は…
慶応義塾大学大学院 田中浩一郎教授
「2025年6月にイスラエルとアメリカによる軍事攻撃を受けたことで、治安維持組織が大きく力を削がれているので、(国⺠側は)今だったら倒せるのではと思ってここで行動を起こせば(アメリカが)軍事介入してくれるのではないかという思いはあったんだろう」
トランプ政権はさらに、イランと取り引きをする国からの輸入品については25%の二次関税を課すと表明。経済的な圧力を強めています。13日には、トランプ大統領がデモ参加者に向けて、軍事介入も排除しない姿勢を示しました。
トランプ大統領
「殺人者やあなた方を虐待する者の名前を記録しておくように。彼らは大きな代償を払うことになる」
ノーベル平和賞のメダルを手にしたトランプ大統領。次はイランにどのような手を打つのでしょうか。
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