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「アメリカの国益に沿う体制に」マドゥロ氏拘束も一筋縄ではいかないベネズエラ情勢 “西半球”にこだわるトランプ氏が次に見据えるは...?【サンデーモーニング】

海外
2026-01-11 16:20

大統領の首をすげ替え、アメリカの意に沿う体制に変えようというトランプ政権。ところが、暫定大統領に指名されたのは、意外な人物でした。


【写真で見る】マドゥロ氏拘束も一筋縄ではいかないベネズエラ情勢


ベネズエラを「アメリカの国益に沿う体制に」

ベネズエラ攻撃の2日後、アメリカ政府が投稿した画像。


「ここは我々の半球だ」


中南米を含む「西半球」は、自分たちのものだという主張です。


ベネズエラの大統領を連れ去ったトランプ政権。今後はどうするのでしょうか。


トランプ大統領(3日)
「我々が国を運営していく」


ルビオ国務長官(4日)
「我々は影響力を持つ。それはベネズエラがベネズエラ国民だけでなく、アメリカの国益に沿う体制に変わるまで続く」


“アメリカの国益に沿う体制”とは、どんな体制なのか。ベネズエラといえば...


野党指導者のマチャド氏がノーベル平和賞 トランプ氏との仲は良好も...

2025年12月、マドゥロ大統領と対立する野党指導者のマチャド氏がノーベル平和賞を受賞。トランプ氏との仲も良好でした。


トランプ大統領(2025年10月)
「ノーベル平和賞を授与される人物(マチャド氏)と電話で話した。『あなた(トランプ氏)こそが(平和賞に)ふさわしいので、あなたに敬意を表して賞を受け取る』と言ってくれた」


マチャド氏が授賞式に向かった際には、アメリカ軍の支援などでベネズエラを脱出していました。


今回のベネズエラ攻撃の直後も、マチャド氏は「トランプ氏にノーベル賞を捧げたい」と称賛。さらにCBSテレビで...


マチャド氏(6日)
「法に基づき、国民に仕える用意と意志があります」


ベネズエラで政権を担う意欲を見せています。しかし、当のトランプ氏は...


トランプ氏(3日)
「マチャド氏が指導者になるのは、非常に難しい。彼女はとても良い女性だが(国内で)尊敬されていない」


まずは突き放した形。


代わりにマドゥロ大統領の後継に就いたのは、マドゥロ政権で副大統領だったロドリゲス氏。トランプ政権が実質的に指名したとみられています。


そのロドリゲス氏は、ベネズエラ攻撃の直後…


ベネズエラ ロドリゲス副大統領(3日当時)
「我々は決して、どこの帝国の植民地にもなりはしない」


大統領拘束も... 一筋縄ではいかないベネズエラ情勢

トランプ政権はなぜ、マチャド氏ではなく、ロドリゲス氏を選んだのでしょうか。


アジア経済研究所 坂口安紀 主任研究員
「マドゥロ氏は拘束されて政権を離れたが、まだ(体制は)そのまま残っている。民主主義のシンボルである彼ら(マチャド氏ら)が帰ってきたとしても、(体制側と)交渉できるはずがない。まずは地ならしとして、ロドリゲス氏の方が交渉できるというところで、白羽の矢が立った」


民兵組織など、マドゥロ体制が根強く残るベネズエラで、仲介役としてはロドリゲス氏が適任だという指摘。ロドリゲス氏もその後、「アメリカに協力を呼びかける」などと態度を軟化させています。


トランプ政権の思惑通り、ベネズエラは変わるのか。


アジア経済研究所 坂口安紀 主任研究員
「アメリカに対する顔と、国内の体制のリーダーたちに対する顔、二つの顔を使い分けている。(本心から)軟化したという話ではない。『アメリカと一緒にやっていきます、協力します』と言いながら、時間を稼ぎながら、今の政権が継続できる道を模索する」


一筋縄ではいかない様子。さらに...


アジア経済研究所 坂口安紀 主任研究員
「(ロドリゲス氏が)下手にハンドリングを間違えると、彼女たちのコントロールを超えて、民兵組織が非常に暴力的になる可能性がある」


「裏庭を掃除する」ベネズエラの次にトランプ氏が見据えるのは...

ベネズエラの今後も予断を許さない中、トランプ氏の視線の先にあるのは...


共和党 リンゼー・グラム 上院議員(4日)
「大統領は私に『裏庭を掃除する』と言ったんだ」


中南米を“裏庭”と位置づけるトランプ氏。コロンビアやキューバをめぐる発言もエスカレートしているのです。そして、中南米やグリーンランドを含む「西半球」へのこだわりも。


その狙いはどこにあるのでしょうか。


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