
タイとカンボジアの国境地帯での軍事衝突が続くなか、タイメディアはアヌティン首相が下院の解散を国王に申請したと報じました。
タイのアヌティン首相は11日、自身のSNSに「権力を国民に返還する」と投稿しました。
複数のタイメディアは、アヌティン氏が下院の解散を国王に申請したと報じています。
アヌティン氏は今年9月、ペートンタン前首相の失職に伴い、首相に就任しましたが、首相指名の議員投票では、最大野党「国民党」からの支持を得るため、4か月以内の下院解散を宣言していました。
国王が解散を承認すれば、当初の予定は前倒しとなり、来年2月上旬までに総選挙が行われる見通しです。
タイメディアは、下院の解散が野党からの内閣不信任決議案を回避するための動きだとの見方を伝えています。
また、国境地帯でタイとカンボジアとの軍事衝突が続くなか、強硬な姿勢をみせるアヌティン氏が総選挙を視野に保守層の取り込みを図っているとの指摘も出ています。
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