
アメリカのトランプ大統領はFRB=連邦準備制度理事会のパウエル議長に対し、今週開かれる金融政策を決める会合で大幅な利下げをするよう求めました。
トランプ大統領は15日、SNSに「“遅すぎる”パウエルは政策金利を引き下げなければならない。今すぐ、そして彼が考えていたより大幅にだ」と投稿しました。
市場ではFRBが16日からの会合で0.25%の利下げを決めるとの見方が大勢を占めていますが、トランプ氏としては0.5%を超える大幅な利下げを行うよう迫ったかたちです。
アメリカでは労働市場で減速感が目立ってきていて、FRBの中でも景気を下支えするために利下げが必要だとの見方が強まっています。
一方、先週、発表された8月の消費者物価指数の伸び率は2.9%となり、前の月より伸び幅が拡大するなど「トランプ関税」による物価の押し上げが徐々に広がりつつあるともみられていて、FRBは利下げをどのようなペースで進めるか、難しい判断を迫られています。
そうした中で利下げを求めるトランプ氏がパウエル議長に繰り返し強い圧力をかける状況が続いていて、パウエル氏は政治的にも厳しい対応を迫られています。
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