
スイスの時計ブランドスウォッチがアジア系の男性が「つり目」のようなポーズをした広告を掲載し、「アジアの人を差別している」と非難の声があがっています。
スウォッチは、アジア系の男性が両手で目じりを引き上げ、「つり目」のようなポーズをした広告を掲載しました。
これについて、中国共産党系の国際紙「環球時報」は「一部の欧米諸国のブランドは19世紀にとらわれたままだ」という記事を掲載。「アジアの人を差別した広告が中国の消費者の感情を傷つけた」と批判しました。
中国のSNSでも…
中国SNSのコメント
「わざとこうした広告を出したんでしょう」
「中国から出ていけ」
スウォッチは「苦痛や誤解を与えたことを心からお詫びする」とのコメントを中国のSNSに掲載し、全ての広告を削除したとしています。
ロイター通信によりますと、スウォッチの今年1月から6月の売り上げの24%を中国、香港、マカオが占めていますが、今後、中国などで売り上げが低迷する可能性があります。
これまでも中国ではフランスのディオールやイタリアのドルチェ&ガッバーナが掲載した広告について、アジアの人を差別していると非難の声があがり、謝罪に追い込まれてきました。
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