
シリア南部で異なる部族の勢力による衝突が激化し、暫定政府軍や隣国イスラエルも介入するなど大規模な交戦に発展しています。
シリア人権監視団によりますと、シリア南部スワイダ県では13日からイスラム教少数派のドルーズ派と、遊牧民の勢力との間で衝突が続いていて、これまでに子どもを含む135人が死亡しました。
これをうけ、シリア暫定政府は事態の鎮静化のため一部地域に外出禁止令を発令したほか、軍を投入しましたが、ドルーズ派の勢力との交戦で18人が死亡したということです。
こうしたなか、隣国のイスラエルは14日と15日の2日連続で、スワイダ県などを空爆しました。イスラエルは、自国にも住む民族であるドルーズ派を保護する目的だと主張し、シリア領内での軍事作戦を正当化しています。
シリアでは多くの民族や宗派が混在し、アサド前政権が崩壊して以降、各地で衝突が発生しています。
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