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アメリカが軍事介入?トランプ大統領「2週間で判断」バンカーバスターの使用は?応酬激化…イスラエルとイラン【サンデーモーニング】

海外
2025-06-22 19:10

イスラエルとイランの攻撃の応酬が⽌まりません。そんななか19⽇、アメリカのトランプ⼤統領はイランへの軍事介⼊を「2週間以内に判断する」との考えを⽰しました。


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はてしない攻撃の応酬…イランとイスラエルの現状

記者
「アメリカが交渉に本気なら、イスラエルに空爆をやめるように説得しないのか」


トランプ大統領
それは⾮常に難しい。(イスラエルが)勝っている場合は、負けている場合よりも難しくなる」


中東の軍事⼤国同⼠、イスラエルとイランの本格的な衝突をめぐり、アメリカはどう出るのか…


20⽇、トランプ⼤統領はイスラエルの説得は難しいと語ったのです。


(Xより)「あれはミサイルか」「こっちにくるぞ」「(爆発⾳)」


この1週間、エスカレートしてきた攻撃の応酬。イランのイスファハンでは、⾛る⾞の⽬前で爆発が。さらに生放送の最中、国営テレビも標的とされました。


⼀連の攻撃により、イラン側の死者は最新の発表で430⼈に上っています。


⼀⽅、強固なミサイル防衛システムを誇るイスラエルでも、最⼤都市・テルアビブの他、各地にイランからのミサイルが着弾。25⼈が死亡したと発表されています。


19⽇には、病院にも被害が及びました。この現場にはネタニヤフ⾸相も視察に訪れ、イランの攻撃を⾮⼈道的だと⾮難。そして、イスラエルの最⼤の後ろ盾であるトランプ⼤統領に、こう呼びかけたのです。


イスラエル ネタニヤフ首相
「トランプ⼤統領は、アメリカにとって最善のことをするだろう。私は彼の判断を信頼します。彼は素晴らしい友⼈です」


トランプ氏にとっての“停戦”とは?…軍事介入に揺れる態度

アメリカから⽀援を引き出し、参戦へと導きたいイスラエル。


しかし、そもそも“すべての戦争を終わらせる”などとして⼤統領になったトランプ⽒。アメリカが他国の戦争に巻き込まれることも嫌っているだけに、態度は揺れています。


17⽇、SNSでイランに対し「無条件降伏」を求めます。しかし、これにはイランの最⾼指導者・ハメネイ師が即座に反発。


イラン最高指導者 ハメネイ師
「イラン国⺠は誰に対しても、強制された降伏を決して受け⼊れない。アメリカが軍事介⼊するなら、アメリカの損害は修復不可能なものになる」


その後、アメリカメディアでトランプ⽒がイランへの攻撃を⾮公式に承認したと報じられると…


トランプ大統領(18日)
「状況は変わる。最終決定は1秒前にする」
「やるか、やらないか。誰も私が何をするかはわからない」


トランプ⽒の狙いは、どこにあるのか。当初はこんな表現をしていました。


トランプ大統領(17日)
「(イランに求めるのは)終結だ。真の終結だ。停戦ではない」
(核開発の)完全な放棄だ。イランは核兵器を保有できないことを忘れないでほしい」


イランに核開発を断念させることを強調。そのためであれば、参戦を決断することもあるのでしょうか。アメリカの参戦を望むイスラエルも、まずは核関連施設への攻撃を呼び⽔にしたい思惑が⾒え隠れします。


そこで注⽬されているのが、バンカーバスターという特殊な爆弾です。


米軍“バンカーバスター”は戦火を止めるのか…トランプ氏の決断は

去年のイスラエルによるレバノン侵攻。この時、バンカーバスターという特殊な爆弾で、ヒズボラの最⾼指導者・ナスララ師を殺害したとされています。


ベイルートの街に吹き上がる爆煙と砂煙。バンカーバスターは、地下の標的を破壊できる爆弾です。ただ、イランの地下にある核施設を攻撃するには、さらに地中深くまで貫通できる能⼒が必要とされているのです。


そこで取りざたされているのが、アメリカ軍の巨⼤なバンカーバスター。はたして、アメリカは参戦するのでしょうか。


その判断まで2週間の期限を設けたとする、トランプ⼤統領。20⽇には…


トランプ大統領(20日)
「我々はイランとも話をしてきている。何が起こるのか⾒てみようじゃないか。皆が正気を取り戻すかどうかを⾒極める時だ」


アメリカは中東での戦⽕の拡⼤を⽌めることができるのか。ホワイトハウスの前には、反戦を訴えるデモが広がっています。


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