
ICC=国際刑事裁判所は、カーン主任検察官について女性職員への性的な嫌がらせをしたとする疑惑の調査結果が出るまで、休職すると発表しました。
AP通信によりますと、ICCのカーン主任検察官は、女性職員に対して1年以上にわたり性的関係を強要しようとしたり、同意なしに体に触ろうとしたりした疑惑が持たれています。
ICCの締約国会議は去年11月、この疑惑について外部調査を実施することを決め、ICCは16日、カーン氏について調査結果が出るまで休職すると発表しました。カーン氏の休職中は、副検察官が業務を代行するとしています。
カーン氏は性的嫌がらせについて否定しているということです。
カーン氏は2021年にICCの主任検察官に就任。ロシアによるウクライナ侵攻をめぐり、プーチン大統領らに逮捕状を請求したほか、パレスチナ自治区ガザの戦闘でイスラエルのネタニヤフ首相らにも逮捕状を請求しました。
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