3年ぶりとなるロシアとウクライナの直接交渉がトルコのイスタンブールで始まります。現地から中継で最新情報を伝えてもらいます。
2022年の停戦交渉の会場となった施設です。前には各国のメディアが集まり、注目の高さがうかがえます。現時点では、ロシアとウクライナの代表団が入ったとの情報はこちらで確認できていません。
ロシア外務省報道官は代表団がイスタンブールに到着したとし、「ロシアは真剣に交渉する用意がある」とのコメントを出しました。
直接交渉をめぐっては、ロシア側はメジンスキー大統領補佐官や元駐日大使のガルージン外務次官、フォミン国防次官らが出席するとし、ウクライナ側からはイェルマーク大統領府長官、シビハ外相、ウメロフ国防相らが出席すると報じられています。
ロシアとしては、2022年の停戦交渉にあたったメジンスキー氏を再び団長とすることで、交渉再開との位置づけを強調した形です。
交渉では、ウクライナが30日間の無条件停戦を受け入れるようロシア側に求めるとみられますが、プーチン大統領は交渉の目的を「紛争の根本原因を除去することだ」と述べていて、双方の立場には隔たりがあります。
タス通信によりますと、ロシアのペスコフ大統領報道官は、直接交渉の期間は「交渉の状況次第」だと述べています。
一方、アメリカのトランプ大統領は先ほど、「トルコに行こうと考えていたが、きょうとあすの予定を考えるとなかなか厳しい。ただ、それが適切であれば金曜日(16日)に行く」と話しました。
ロシア・ウクライナ双方ともトランプ氏との関係悪化を避けたい考えで、その言動が直接交渉の行方にも影響を与えそうです。
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