ロシアでは第2次世界大戦の対ドイツ戦勝80年の記念式典が行われ、プーチン大統領は演説でウクライナ侵攻を正当化し、目的達成に向け国民に団結を呼びかけました。
ロシア プーチン大統領
「真実と正義は我々の方にある。(ロシアの)国・社会・国民全体が『特別軍事作戦』の参加者を支持している」
モスクワの赤の広場で9日に行われた式典で、プーチン大統領はウクライナ侵攻に参加する兵士らを「誇りに思う」と述べ、「正義は我々の方にある」と侵攻を正当化し、目的達成に向け国民に団結を訴えました。
また、第2次世界大戦における「ナチスドイツや軍国主義日本の敗北は連合国共同の努力によって達成した」と語り、中国などの貢献にも言及しました。
パレードには侵攻に参加する兵士を含め1万1000人以上が参加し、侵攻で使われているドローンなども登場しました。
式典には、中国の習近平国家主席やブラジルのルラ大統領ら、20か国以上の首脳が出席。
プーチン氏は式典終了後、北朝鮮の朝鮮人民軍のキム・ヨンボク副総参謀長らと握手を交わし、ロシア西部クルスク州の奪還作戦に加わった北朝鮮軍に謝意を示しました。
ロシアのウシャコフ大統領補佐官によりますと、プーチン氏はアメリカのトランプ大統領と補佐官を通じて、戦勝記念日を祝うメッセージを交換したということです。
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