タイで拘束された日本人2人がミャンマーの詐欺拠点で、犯罪組織から「電気ショックなどの暴行を受けた」と証言していることが分かりました。
タイの国境近くで先週拘束された日本人2人はきょう、首都バンコクの入管施設に収容されました。
2人はミャンマーの特殊詐欺拠点で監禁されていたとみられていて、タイ警察は2人に暴行を受けた痕が確認されたと明らかにしました。関係者によりますと、中国系の犯罪組織から「電気ショックを受けた」などと話しているということです。
また、2人は同じ詐欺拠点からすでに保護された愛知県の男子高校生を通じて、日本大使館などに救出を求めたとみられています。
タイ警察はミャンマーの詐欺拠点にほかにも20人前後の日本人がいるとみていますが、日本人らが別の拠点に移動した可能性もあるとしています。
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