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【RIZIN】榊原CEO「朝倉未来が勝ったらベルト移動でいいのでは」平本蓮の参戦の可能性は…【囲み取材全文】

国内
2026-11-03 21:49
【RIZIN】榊原CEO「朝倉未来が勝ったらベルト移動でいいのでは」平本蓮の参戦の可能性は…【囲み取材全文】
『超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り』ルイス・グスタボvs.朝倉未来 (C)ORICON NewS inc.
 今年の大みそかに開催される『超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り』(バンテリンドームナゴヤ)の対戦カード発表会見が3日に名古屋・MIRAI TOWER広場で開催され、第1弾カードとしてルイス・グスタボvs.朝倉未来、ラジャブアリ・シェイドゥラエフvs.秋元強真、鈴木千裕vs. YA-MANなどが発表された。

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 会見後にRIZIN榊原信行CEOによる囲み取材が行われ、王者グスタボが提案するも朝倉が拒否した「ライト級タイトルマッチ」の可能性や、この会見で試合が発表されなかった平本蓮の参戦の可能性について語った。

――榊原CEOの意向として、グスタボvs.朝倉未来戦はタイトルマッチにしたい?

榊原CEO:王者のグスタボがタイトルを賭けて戦うと言っている。彼のスタンスはシンプルで「自分はタイトルを賭けて朝倉未来にリベンジしたいし、自分が戦う以上はすべてがタイトルマッチ。負ければ自分はチャンピオンじゃなくなるからタイトルマッチにしてくれ」という強い要望があります。

 ただ、未来の気持ちもわかるというか、未来と話をした際に「サトシ(ホベルト・サトシ・ソウザ)や野村(駿太)、堀江(圭功)など、このライト級で頑張ってきた選手たちを差し置いて、自分が青木真也に勝ったとはいえ、ライト級に転向してまだしっかり結果を出し切っていない中でいきなりタイトルマッチというのは、他の選手たちに対して申し訳ない。自分は遠慮したいというか、タイトルマッチじゃない形でお願いします」と言っていました。

 一旦はその要望を預かりましたが、いずれにしても戦うことは決まっています。ただ、王者の言葉は重いなと思っています。未来が望む望まないにかかわらず、王者がタイトルを賭けると言っている以上、勝つか負けるかによりますが、勝ってチャンピオンベルトが未来に移動するという形になることでもいいのではないかと思っています。

 プロモーターとしてはここにタイトルマッチが組まれることで大会の熱や流れができる側面もありますが、王者がノンタイトル戦で負けてそのまま王者であり続けるかというと、そこは違うのではないかという思いもあります。結果としてはタイトルマッチにするのでしょうね。最終調整を未来ともすり合わせて進めたいと思います。

――先日の配信で「全15試合程度」とお話しされていましたが、本日の発表で甲子園を含めて10試合となりました。残りのカード編成はどのように考えていますか?

榊原CEO:皆さんがビビってたじろぐような、驚くような全方位外交のカードを引き続き発表できると思います。11月8日の千葉大会(RIZIN.55)の結果を見て最終カード編成をしたいと考えていますし、大みそかに参戦するにふさわしい勝ちっぷりの良い試合を見せた選手にはチャンスを与えたいです。神龍誠や(トニー・)ララミーの結果いかんもあります。神龍はそもそも大みそかもベルトを巻いたままもう一発タイトルマッチをやろうと思って、11月8日のリングに上がります。その試合結果とともに、怪我などの状況を最終確認した上で、最後のカード編成に動ければと思っています。

――会見の裏では、クレベル・コイケ選手と平本蓮選手がSNS上でバトルを展開されていましたが、この2人の大みそか参戦の可能性はいかがでしょうか?

榊原CEO:そのあたりの選手たちも当然どうなるのかというところは、これから残された枠の中で考えていきます。全体で15試合と決めているわけではなく、15試合が16試合になるかもしれません。残りの5〜6試合の中でどうカードを積み上げるか。それも11月8日の大会結果を踏まえた上での調整になると思います。

――まだこの2人が大みそかに参戦する可能性もゼロではないということでしょうか?

榊原CEO:はい、そうです。

――本日のイベントも大勢のファンが詰めかけ、歩道などの通行規制を呼びかける声も続くほどの大盛況でした。この光景を見て、名古屋での大みそか開催についてどのように捉えていますか?

榊原CEO:昨年はIGアリーナで1万人規模の大会をやらせていただきましたが、4万人という数を集めようと思うと、コアな格闘技ファンだけでは集まりきらないと思っています。「名古屋の大みそかですごい格闘技のお祭りがあるみたいだから行こう」というレベルの人たちも動員したいと考えています。そうした意味での不安がある中での会見でしたが、非常に手応えを感じました。これなら名古屋の大みそかで4万人を集められるのではないかという、ポジティブな熱を感じることができました。

――PRIDE時代からRIZINに至るまで、埼玉が聖地として使われてきましたが、今年さいたまスーパーアリーナが改修で使えない中、榊原CEOご自身の地元・名古屋への思い入れや意義について教えてください。

榊原CEO:さいたまスーパーアリーナが今年改修工事で使えないとなった際、せっかくなら僕だけでなく、(広報部長の)笹原にしてもスタッフや選手に東海・名古屋地域で生まれて育った人間が多いので、「地元に錦を飾りたい」という思いがありました。2日前から名古屋に入り、東海テレビ時代からお世話になった方々にも久しぶりにお会いしました。過去から僕たちが歩んできた歴史も含めて、持てるものをすべて総動員して、名古屋大会を最大のお祭りとして成立させたいという気持ちでいます。

――PFLからMVP(Most Valuable Promotions)へ体制が変わった感触や、大みそか・来年へのつながり、ボクシング路線への注力についての印象はいかがでしょうか?

榊原CEO:僕たちもまだMVPという新体制がどう動くのかハッキリと掴みきれていないのが正直なところです。ただ、彼らはボクシングに軸足を置いている印象を強く受けています。リリースの数も全く違いますしね。11月14日に後藤丈治をPFLドバイ大会に出すタイミングで、僕も現地へ行き、MVPで新しいオペレーションを担当するメンバーと直接対面で話し合います。すでにZoomでは何度も協議していますが、今後のMVPのMMA部門がどのようなスケール感やスケジュールで進もうとしているのか、話している内容が本当に形になるのかどうか直接確認したいと思っています。現状としては、それ以上にボクシング関連のニュースが多いなと感じています。

――千葉大会は海外団体(ACA等)のプロモーターも大集結するようですが、海外団体との協力関係についてはどのようにお考えですか?

榊原CEO:ACAのメンバーなども来るらしいですが、無事に入国して会場まで自分たちの力で来ることができれば、ぜひ話し合いのテーブルにつこうと思っています。今回はコリアンゾンビの団体やROAD FCなどの韓国勢、KI MMAのスコット・コーカー、さらに中国の配信会社の人たちなど、海外からプロモーターが一堂に会する形になりそうです。そうした海外プロモーションとどう渡り合い、協業していくかについて、11月8日前後でしっかりミーティングを行って将来につなげたいと考えています。

――ヘビー級ジャパングランプリ(JAPAN GP)の決勝が大晦日に行われますが、その後の展開について教えてください。

榊原CEO:日本で一番強いヘビー級選手を決めるグランプリの決勝を大みそかに行い、そこで優勝した選手を、次はRIZINヘビー級の初代王者決定戦へ繋げたいと考えています。実はヘビー級のベルトはすでに完成しています。外国勢も含めたタイトルショットにしていくつもりです。(昨年大みそかに参戦予定だった)ライアン・ベイダーに関しては、もう現役として出てくることはないのではないかと。前回も映画『スマッシング・マシーン』の公開に合わせて現役復帰し、タイトルショットに出ることでインパクトを持たせられればと考えていましたが、膝の前十字靭帯断裂などの大きな怪我をしてしまいました。リハビリを経て復帰はしていますが、選手として再びリングやケージに入ることはないかなと思っています。

――伊沢星花選手が大みそか参戦をアピールし、女子格闘技を盛り上げようとしていますが、出産後すぐの参戦決定に至る経緯を教えてください。

榊原CEO:世間やファンの間で「女子格不必要論」のような厳しい意見も聞こえてくる中、彼女はなんとか自分の階級を含めて女子格闘技にスポットライトを当てたいと、思い切ったチャレンジをしてくれました。その気持ちに応えるべく、他の女子選手たちも照れることなく、自分たちのやっていることにスポットライトを当てるため、伊沢選手に負けないくらいガンガン発言して手を挙げて出てきてほしいですね。対戦相手は誰でもいいと思っています。

 伊沢選手は出産前から「大みそかに出たい」と言っていました。しかし僕たちとしては、女性の出産という一大事を経てすぐはさすがに難しいだろうと考え、「大みそかはゆっくり休んで、来年でいいのでは」と話していました。

 しかし、先日のケイト・ロータスとNOELの試合が、完全に引き金になったのだと思います。「自分が大みそかに女子格に火をつけないと、女子格の炎が風前の灯火になってしまう」という強い恐怖心や使命感に駆られたようです。出産わずか2週間後からトレーニングを始め、メンタル・フィジカルともに大みそかに向けて完全に準備が整うという確認が取れました。彼女の強い心意気を受け止め、今回の発表に至りました。

 対戦相手は誰でもいいと言っているので、彼女の気持ちに応えるというか、同じように女子格闘技を盛り上げるべくここで手を挙げて、大みそかに伊澤選手の前に立つことができれば、千載一遇のチャンスですから。だから本当に女子の選手たちも照れることなく、もう1回自分たちのやってることに世間のスポットライトを当てるため、アクションを起こしてほしいです。

■『超RIZIN.6 師走の尾張名古屋下剋上祭り』第1弾対戦カード
・【フェザー級タイトルマッチ】
ラジャブアリ・シェイドゥラエフvs.秋元強真
・ルイス・グスタボvs.朝倉未来
・【スーパーアトム級タイトルマッチ】
大島沙緒里vs.ナターシャ・クジュティナ
・【ヘビー級GP決勝戦】
スダリオ剛vs.エドポロキング
・鈴木千裕vs.YA-MAN
・ヒロヤvs.平本丈
・冨澤大智vs.ドンマイ川端
・村元友太郎vs.山本アーセン
・火の鳥vs.篠塚辰樹
・【RIZIN甲子園決勝戦】
松尾クリスチャンアキラvs.金子蒼空
(参戦予定選手)
伊澤星花


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