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自転車「青切符」導入で「ルールをより意識」も…車道を通行する自転車増加で“黄色のセンターライン”を“白色”に?【Nスタ解説】

国内
2026-10-27 20:10

自転車への交通違反に「青切符」の制度が導入されて半年以上が経ちました。街では意識の変化がある一方で、悩みの声も聞かれました。


【写真を見る】“自転車の子どもの乗せ” 制限見直しへ


自転車に“青切符”導入 利用時に変化したこととは?

井上貴博キャスター:
自転車に「青切符」が導入されたことで、自転車を利用する際に変化したことがあるのでしょうか?


アンケート調査では次のようなことが分かりました。


▼“青切符”導入 自転車利用で変化したこと(ネオマーケティング調べ)
・交通ルールをより意識するように:43.1%
・車道走行を心がけるように:31.0%
・走行速度を落とすように:18.7%
・自転車利用を控えるように:15.4%
・ライト点灯を徹底するように:13.0%
・携帯電話使用をやめた:11.7%


2026年4月に施行された改正道交法により、16歳以上を対象に、自転車の違反行為113種類に対して青切符が交付されることになりました。

反則金は最高1万2000円です。


原則、まず警察官がその場で指導・警告し、警告に従わず違反行為を繰り返した場合に青切符が交付されることとなっています。

実際に青切符が交付されたケースも少なくありません。


都内での青切符交付は約3000件 最も多い理由は「一時不停止」

井上キャスター:
東京都内では、2026年4月1日から9月30日までの間に、自転車に青切符が交付された事例は2977件だといいます。


違反の内容として最も多かったのは「一時不停止」の1425件で、その他は次のような順になっています。


【東京】自転車に青切符交付:2977件
一時不停止:1425件
遮断踏切への立ち入りなど:668件
信号無視:631件
通行区分:88件
整備不良:57件
携帯電話:53件
(2026年4月1日から9月30日までの暫定値 警視庁調べ)


アトム静岡法律事務所の狩野祐二代表弁護士によると、「違反の数はもっと多いはず。重大な事故を招きそうな危険な場所・行為に対して、重点的に青切符が交付されている印象」とのことです。


警告されたケースの中で最も多かったのは携帯電話の利用で、件数は5799件に上っています。


相次ぐ黄色線はみ出し違反 4月から新ルール「1メートル以上の間隔・時速20~30キロ」

井上キャスター:
4月から車道で自転車の脇を通る際は、“自動車側”が気をつけなければならない新たなルールができました。

それは、自転車の右側を通行する場合は「十分な間隔」をとるということです。警察庁は「少なくとも1メートル以上の間隔」をあけると安全だとしています。


10月27日に都内で撮影された映像には、片側1車線の道路で、自転車を追い越そうと車が次々に黄色のセンターラインをはみだして大回りするなど、非常に危険な様子が確認できます。


道路交通法により、黄色のセンターラインは追い越しのために右側にはみ出して通行することは禁止されていますが、警視庁によると、自転車を避けるために道路の黄色のセンターラインを超える車が増えたといいます。


狩野弁護士は、「自転車を追い越す場合でも右側部分へのはみだしは交通違反になる」と指摘しています。


自転車との間に十分な間隔を空けずに追い越しても、黄色のセンターラインをはみ出しても違反となるため、ドライバーはどう対応すべきなのでしょうか。


約1メートルが確保できない場合、新たな追い越しルールとして、道路交通法により「間隔に応じた安全な速度で進行」すること、警察庁によると「目安は時速20~30キロ」ということも加わりました。


このような事態に警視庁は、黄色のセンターラインについて、約1700キロにわたる都内の全区間を調査し、半数程度をはみ出し可能な「白線」に塗り直す方針を示しました。


ただ、塗り直しには数年かかるとみられています。


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情報提供元:TBS NEWS DIG Powered by JNN

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